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目は、視覚だけでなく、注意、覚醒、学習、記憶などの様々な機能に影響を与えています。

目と深く関係のある中脳は、これらの機能とも関係あります。

中脳は、脳幹の中央部に位置する脳領域で、運動の制御に関する神経核が存在しています。


中脳の赤核は、筋肉の収縮を制御する神経核の集まりです。大脳皮質からの情報を受取り脊髄へ命令を送ります。

力を入れるということにも関係しています。もちろん、弛緩にも影響します。

ただ、筋肉の収縮や弛緩は中脳だけで行っているわけではありません。


大脳皮質や小脳からの情報を受け取り、運動を調整し、それを脳幹網様体脊髄路に送ってバランスをとったりします。

転倒しそうになった場合も、中脳の網様体は、脳幹網様体脊髄路に影響し、バランスを回復するように調整されます。

目からの情報は、気づかないだけで、意識的、無意識的にバランスをとっているということです。

そして歩行をスムーズに行わせたりしているということです。


つまり目と記憶や学習、運動機能は、無関係ではないということです。

中脳の黒質や赤核に問題が生じるとパーキンソン病にもなったりしますので、とても大切な働きがあるということです。


これは単なる科学的な説明ですが、それならば臨床的にはどうか?

と考える必要があります。

目の高さで考えると、蝶形骨や篩骨、前頭骨などが脳幹の前にあります。

ということはこれらの骨への刺激は、骨格筋の動きにも影響を与えることが考えられます。


膝が悪く歩行時の痛みがあるという方も、蝶形骨の中央、篩骨、前頭骨を調整すると足の動きが良くなったりすることがあるのは、このような関連要素があるからだろうと思います。

また後頭骨は、脳幹が通るところでもあるので、後頭骨の問題は、必然的に脳幹の機能に直接影響を与えたりします。

中脳も脳幹の一部なので、これらの骨とも密接に関係があると思います。


膝の痛みや腰の痛みと言っても、中枢の神経系からも来ていることが普通にわかります。

それなのに何故、足は足の筋肉や関節だけしか考えないのか不思議でたまりません。





東京支部長の本橋です。

12月3日(日)に東京都三鷹市と言う場所で『健康フェスタVol.2〜みんなで知ろう!健康のツボ〜』というイベントを開催しました。

タイトルの副題に健康のツボと書かれているようにツボを扱う鍼灸師も講師にはいます。

また私はトレーナーですので、異業種の集まりと言えます。

その集まりをteam misonoとして今年から活動をしていて、その専門家集団によるイベントが健康フェスタなのです。

業界の線引きはいらない、普段やっていることは違うけど、その目的は同じ人々の健康です。

だったら、それらの職業による線引きがない方がより多くの知識や情報を得られる。こんな思いから活動が始まりました。

私たちはいつのまにか自分自身に枠を設けてしまいます。

トレーナーならトレーナー寄りの知識や技術に意識が寄りがちになり、すぐ近くにあるお宝に気づけなくなってきます。

脳と言うのは、自分の興味のあるものに反応するようになることは、よく知られています。

自分の奥さんが妊娠したら、それまで妊婦の人は全く目に入らなかったのに、街にはこんなに妊婦が多いのかとか、子供に関する広告や情報に気がつくようになります。

私自身もそのようにしていた方が多くのことを知ることが出来るし、頭も柔軟になると考えています。

打ち合わせや打ち上げなどで治療家の話しを聞いていると、東洋医学の話しで全くちんぷんかんぷんのことがありますが、それも時間が経つと、突然あれっと頭に入って来ることがあります。

これこそが学びの本質で触れることの絶大な効果です。

生まれつき盲目の人は、カエルがどんなものか知りません。

カエルの発音は知ることが出来ても実際に触るまで、どんなものか分かりません。

触ることで多くの情報が入ってきますから、カエルのイメージを人から聞くだけとは雲泥の差があります。

実際、2回目となる健康フェスタでは、講師に慣れていない治療家の方々もブラッシュアップされ、とても楽しいお話しを聞くことが出来ました。

中村先生もよくおっしゃいますが、やってみて分かることがある、いや、やらないと分からないことがあります。そして準備やいざ行う前の緊張感などの苦労が人を成長させるのです。

もちろん、ご参加いただいた方々にも「また来たい」と言っていただけていますので、私たちの日々の仕事が役に立てる瞬間であったと認識しています。

このようなイベントを通して、自分自身の成長や使命が果たせることが幸せに思います。

機会とご縁に感謝です。

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身体を使えば疲れます。


眠たくなって寝てしまう。

しかし、動いたから疲れるのかというとそうでもありません。

疲れたから寝られるのかというと必ずしもそうとはかぎりません。

動いてないのに疲れるということもあります。


疲れているのに眠れないということもよくあります。

睡眠は、大切ですが、睡眠が大切だと思うあまり、寝られないということもあるように思います。


寝ないと!!

と思うと寝られない。

そういう人の身体を観察すると右と左でくっきり反応がわかれる場合があります。


左側全体が緊張して、右側は緊張していない。

というような感じです。

左側が疲れて、右側は疲れていない。


みたいなアンバランスがでていることがよくあります。

首の緊張も右と左で違ったりします。


よく疲れ過ぎると寝られないということがあるように、疲れというのは、必ずしも動いたから疲れるという訳ではなさそうです。

頭ばかり使っているとそうなりやすいとも言えます。

アンバランスなんだろうと思います。


寒いので風邪には気をつけてくださいね。

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初診の方は終了30分前に受け付けをしてください。

2011年10月1日より、午前の受付時間が11時30分までとなりました。

2015年4月1日より、月曜日が休診日になりました。

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