経絡とエントロピーという言葉をいきなり使ったので戸惑った方もいらっしゃったかもわかりません。


エントロピーは増大する方向に働いています。

と言われてもピンとこないので例え話をしてみます。


コーヒーにミルクを一滴入れたとします。

時間がたつと、ミルクはコーヒーに溶け込んでコーヒーなのかミルクなのかわからない状態になります。

いわゆるミルクコーヒーになるのだと思います。

コーヒーの方が多いからコーヒーミルクかな~。

まぁどっちでもええことですが・・・。


この変化は自然なものですが、コーヒーミルクとなったものは時間がたってもコーヒーミルクのままです。

コーヒーとミルクにはわかれてくれません。

ミルクを垂らすと自然にコーヒーミルクになるのに、時間がたってもコーヒーとミルクの状態には元に戻らないということです。

もちろん、特殊なフィルターで分離する方法はあるのかもわかりませんが、自然にはわけることができません。


この状態は乱雑さが増した状態です。

エントロピーとは、「無秩序の度合いを示す物理量」という定義です。

規則正しく並んでいたものが、どんどん無秩序になって逆方向には働かないという自然の法則です。

宇宙全体もこの法則に従っているということです。


経絡を追いかけていくと、そんな状態になっている場所があり明確でない場所が沢山あるという発見でした。





隣り合う経絡が明確でなく、何経なのかがわからない状態というのは、経絡に乱雑さが増している状態だと考えられます。

ある意味、経絡という流れを無視した存在とも言えます。


これは規則正しくなっていない状態です。

つまりエントロピーが増大した状態なのではないかと考えています。


これについては、まだわからないことがあるので、今後の研究課題ですが、一つの仮説ですが、乱雑さが増した状態の場所は、確実に異常があり、関節可動域や筋緊張も増します。


経絡の乱雑さと筋緊張が類似していると考えることができるということです。


人間を含む全ては常にエントロピーが増大しています。

エントロピーが縮小することは本来ありません。


エントロピーが増大するということは、やがて死を迎えるということです。

死んでからも細胞は生きているという話がありましたが、やがてそれも止まり崩壊していく訳です。


この原則からは、どんな屈強な人であっても逃れることはできません。





経絡は触診をしていると、明確にわかるところと明確にはわからないところがあります。

肺経でも大腸経でも教科書どおりであるなら経絡全体が触診できるはずですが、実際には経絡全体を触診することはできません。途中で途切れることが殆どです。


つまり、経絡は理論上はつながっているように書かれていますが、つながってはいないということが言えます。


不鮮明なところは、絡脈という形で隣り合う経絡と連絡しあっている可能性もありますが、感覚的には、横に広がったようにボヤけるという感じになっています。

薄くなって混ざり合っているのかもわかりません。


以前腰痛の話でも書いたように腰痛を起こしている側の肩周囲の心経、心包経、小腸経の反応は全体としては強くなっているのですが、かなり乱雑になっていることが多く、個別に心経、心包経、小腸経と分けることができません。


つまり心経の異常なのか心包経の異常なのかわからない状態になって乱雑さが増している状態です。


明確でないことから、乱雑度が増しているのです。乱雑になっているということはエントロピーが増大しているとも解釈できます。





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