
Shyuichi Nakamura
- May 31, 2022
世界はスッカスカ5
なんで人間の身体の中にある原子同士は反発しないのかという話で素粒子の話を書きましたが、素粒子同士をつなぎとめる力が働くことで原子は構成されているというのがわかりました。 そして原子核と電子をつなぎとめているのが光子であるフォトンです。 この力が働かないと原子核が原子の作用をしないということになる訳です。 つまり原子にならなければ、分子も作られない。 分子も作られないから我々も存在しないということになります。 光子は読んで字のごとく、太陽から降り注ぐ光です。 しかし、光子は、太陽が放出する素粒子の1%にすぎないそうです。 それ以外はニュートリノという素粒子が降り注いています。 そう考えると、私達は、光子によって形成され、物質となっていると考えられませんか? それでは光子とは何か? という疑問が起こりますよね。 続きます。

Shyuichi Nakamura
- May 30, 2022
世界はスッカスカ4
人間の体は原子でできている訳です。 原子の構成要素である原子核のまわりを電子が飛び交っているということは、マイナスの電荷を帯びた電子が飛んでいるので、原子同士が反発するから手が触れるということなのですが、それなら人間の中の原子は、なぜ反発しないのか? 大きな疑問です。 実は原子核は更に小さい素粒子で構成されています。 どんだけちっちゃくなるのか? と思う程です。 原子核は小さいのに更に小さい素粒子がある訳です。 素粒子は殆ど質量を持たない粒のような波のような存在と言っています。 原子核は素粒子の中でもアップクォークとダウンクォークでなりたっています。 陽子は、アップが2つとダウン1つ 中性子は、ダウン2つとアップ1つ で構成されているらしいです。 その陽子と中性子で原子核を構成し、そのまわりを電子がまわることで原子を構成しているという形のようです。 前記したように原子核と電子の間はスカスカの空です。 原子核は、アップ、ダウン以外にもあります。 基本的な要素としてはストレンジ、チャーム、トップ、ボトムです。 アップ、ダウンは第1世代 チャーム、スト


Shyuichi Nakamura
- May 29, 2022
世界はスッカスカ3
原子核と電子の間は空間です。 ブルーベリー一個に対して原子の大きさが野球場で電子が野球場のまわりを飛び回っているのですから、殆ど何もない状態です。 そんな空間だらけなのに、何故、人間の手と手は触れ合うことができるのでしょうか? 不思議ですよね。 空間だらけって言っているのに通り抜けることがないなんて、何か理由があるんだと思います。 原子の周りには電子が飛び回っている(それもどう飛んでいるかはわかりません)ので、原子の周りはマイナスになるので原子同士は反発するからという理由だそうです。 なにか解せない!! よくわかりませんが、そういう説明になっています。 それじゃ~なんで原子で出来ている人間は反発しないのか? という疑問が起こります。 続く

Shyuichi Nakamura
- May 28, 2022
世界はスッカスカ2
原子の中には、原子核があり、その原子核をブルーベリーの大きさに拡大すると原子の大きさは野球場ぐらいの大きさになるそうです。 なんでそんなに小さいの? って思う程小さいのです。 そこで気づくのは、私達の身体を構成しているのはタンパク質やミネラル(これらは分子)です。 その分子の構成要素は原子なのですから、その原子の中の原子核がそんなに小さいとすると、何が実質なのか? と言う疑問が起こります。 何を言いたいかというと実質は原子核しかないような構造になっているということです。 原子核のイメージは、図のようなイメージです。 しかし、原子核は小さいので、便宜上こういう書き方をしているそうです。 野球場からブルーベリを見つけるのって難しいと思うのですが、それと同じぐらい小さくて、そのまわりを電子が飛び回って原子になっている訳です。 そう思うと、殆どは空間だらけだとわかります。 電子は殆ど質量を持っていないので、質量は原子核のみと考えられるそうです。 本当か嘘かは、実際にこの目で確認した訳ではないので全くわかりませんが、現代の科学ではそうなっているようです。

Shyuichi Nakamura
- May 27, 2022
世界はスッカスカ
今回の勉強会で話をしたことを少し書いてみたいと思います。と言っても調べればすぐにわかることです。 科学をわかっている人なら目新しいことでもなんでもありません。 今回の勉強会の為に原子の事を調べてみました。 ほんとに面白い世界が広がっているんだなぁ~と思います。 原子と鍼灸に共通点があるの? って思う方もあると思います。 物質を分解していくと分子になり、その分子を構成しているのが原子です。 原子は目に見えないので本当にあるのかどうか私にはわかりません。 ただ、科学の世界では、原子があることを確認済みですので、それを一応信じてみます。 分子だけでも小さいのに、それを構成している原子がある。 原子はどれぐらい小さいか? 原子の大きさは10-10メートル よ~意味わかりませんが、原子の大きさをブルーベリーの大きさに拡大し、10cmのリンゴと比較すると、リンゴは、地球の大きさぐらいになるらしいです。 けた違いに違います。 そのことと鍼灸の共通点って何? そう思いますよね。 続く


Shyuichi Nakamura
- May 26, 2022
できている
最初、私の講義を受けてくれたのは、流行風邪がはやる前だったと思いますので2~3年前でした。 何が何かさっぱりわからないという状態だったと思います。 しかし、昨年の11月に、私の治療を受けて何かを感じとってくれたように思います。 まさに技術ではない技術です。 乗り移るみたいな感じです。 足首をパッと触って答えを出してくれました。 この感覚がとても重要なのです。本人もそれを強く感じてくれたみたいです。 この瞬間は知識、経験が邪魔になります。とんでもなく邪魔です。 一般的には、知識や経験が大事だと言われますが、どれだけ知識や経験があっても、この感覚にはなりません。 それどころか、知識や経験が邪魔になって、答えがでなくなります。 その意味を肌で感じとってくれたみたいです。 量子もつれ(エンタングルメント)の意識状態でしかこの感覚にはなりません。 殆どの人は、この意味がわからないと思います。 たぶん、わかっているけど教えられないと思っている人はいても、それを伝えようと思うと必ず言葉にしなければなりません。 その言葉が知識になって理解できなくなります。 私の


Shyuichi Nakamura
- May 25, 2022
セミナーの感想
東京セミナーの感想をいただきました。 長年、話を聞いてくれていると、良き理解者というのがでてきてくれます。 私のいわんとすることを文章にしてくれて本当にありがたいです。 悩んで欲しい 苦しんで欲しい 心からそう思います。それがないと絶対に前にはすすめません。螺旋階段のように同じ景色を見ているように見えて、実は視点が高くなっている自分に気づく そうなるまでは、わからないことをわからないまま放置する忍耐力が必要です。 その忍耐力のない人は、話を聞いてもチンプンカンプン それでも、「場」が変わって心に刻まれます。それが私の仕事です。 わからなくていい。 わかろうと、ちょっとだけ耳を傾ければそれで良いのです。それだけで景色が変わる。 ------------------------------------------------------------ 「そういうことだったのか!」 中村先生のお話を継続的にお聞きしていると、時々やってくるこの瞬間がある。 それはコップに少しずつ増えていった水が溢れ出る瞬間だ。 以前は分からなかったことが腑に落ちると、胸が


Shyuichi Nakamura
- May 24, 2022
東京セミナーの内容
今回は、スライドを使って話をしてみました。 あまりスライドは好きじゃないのですが、科学の話から鍼灸へと話をしていったので、仕方なくスライドを使いました。 しかし、荷物が重くなってしまって疲れました。 次回の反省点は、荷物を少なくする!! 科学も実験ありきです。 実験結果を尊重し、様々な理論を打ち立て、それを数式や方程式に当てはめる。 それでは医療はどうでしょうか? 本当に実験結果を無視していないでしょうか? なぜ、疑似薬だと知っていても効果が出たり副作用が出たりするのか? 思いこみだけじゃ~説明がつきません。 実態がないのにもかかわらず、作用が起こることを説明しようとしないのか? 完全ではなくても、それを説明する努力は必要です。 そして、現在の科学には、それを説明する材料があるように思います。 トンチンカンなことなのかもわかりませんが、間違いだとしても説明する努力は必要です。 そして、それが実践と同期していなくてはなりません。 どこまでいっても実際の現象が優先されなければなりません。 そこが一番大事です。 単なるテクニックの講義なんて世の中に腐る
Shyuichi Nakamura
- May 23, 2022
東京セミナー
昨日は東京セミナーで疲れました。 しかし、とても楽しかったです。 普段から思ってる事を全部言えた感じがします。 皆さんもそれを感じ取ってくれたみたいで、そういう感想をいただきました。 気 とはなにか? 永遠のテーマです。

Shyuichi Nakamura
- May 22, 2022
今日は東京セミナー
やっと開くことができた東京セミナーです。 流行風邪で、緊急事態宣言? だされて、身動きがとれず、2月頃行う予定だった東京セミナーをやっと行うことができました。 「気」とは何か? これは永遠のテーマだと思います。 議論は色々とありますが、今回は原子の話を元にして「気」とは何かの予測を話してみたいなと思いました。 「気」を扱う時、常識的な概念が邪魔をします。まさに量子もつれの状態と同じだと気づきます。 身体をみているとなるほどなぁ~という感じです。 ミクロの世界は、本当に不思議な世界です。日常の常識とはかけ離れています。 素粒子も、より安定した素粒子に崩壊しようとします。 知識や経験というのは、これと全く同じです。 右でもない、左でもない状態でしか新しいものはうみだせません。この状態はエネルギーが高いのですぐに崩壊し安定した知識や経験に落ち着こうとしてしまいます。 できるだけ知識や経験に落ち着きたいというのが人間の宿命のようなものだと思います。 しかし、現実は、そうではありません。 だからみんな悩む訳です。 コインを投げて裏か表かを当てるゲームも10