Shyuichi Nakamura
- Jul 31, 2022
肝と怒
東洋医学では、肝は、「怒」と関係があると言われています。しかし一見すると穏やかな人で、あまり怒りを感じていないのではないかと思える人もこの反応が出てきたりします。 怒りは、自分の思い通りにならないときに起こる感情です。 例えば、思ったように料理ができなかったなどの日常的なト...
Shyuichi Nakamura
- Jul 30, 2022
腰痛と感情
腰痛には様々なパターンがあって、何もしなくても痛みが出る場合と、動かした時だけ痛いという場合があります。動かした時の痛みも動かしはじめだけが痛くて、動いていると楽になるという場合もあります。 このような腰痛のパターンはほとんどの場合が腰とは関係ありません。...
Shyuichi Nakamura
- Jul 29, 2022
腰痛と心包経、心経
上肢の経絡には、このような異常パターンが多くみられます。 肘から肩の心包経や心経が同時に異常を起こし、小腸経は指先と肩甲骨周囲に異常がでます。 なぜ、そうなるのかはわかりませんが、経絡的に多いパターンです。 そして、腰痛を起こしている側の肩甲骨の動きが異常になります。...
Shyuichi Nakamura
- Jul 28, 2022
胃腸風邪と腰痛
触診をしてみると、お臍の周囲から左右上下に広がる経気を確認することができます。 それを確認し、軽く撫でるようにするだけでも腰の痛みが軽減する場合もあります。 穴で言えば、天枢、滑肉門、太乙あたりから任脉の巨闕周囲に広がっています。 その反応は、必ず左右のどちらかです。...
Shyuichi Nakamura
- Jul 27, 2022
最近多い腰痛
最近の腰痛に多いパターンがあります。 それは胃腸の調子が悪くなって起こるパターンです。 胃や腸はお腹側にあるので、腰とは無関係と思われるかもわかりません。 しかし、このような症状のある人を立たせてお腹を触ると緊張しているのがわかります。...
Shyuichi Nakamura
- Jul 26, 2022
投手5
一般的には、痛みを起こした場所は休息させるのが原則だと思います。しかし、どれくらいの期間休息させれば良いのかというのは術者の意見によってわかれると思います。 それを決めるには、局所の問題が全身にどのくらい影響を与えているか? 全身から局所にどれくらいの影響があるのか?...
Shyuichi Nakamura
- Jul 25, 2022
投手4
このように、静止した状態から僅かに関節を動かしただけでも、その選手の動きがよくわかります。複数の運動選手を見てきて、静止状態で起こっている異常は、必ず運動している時も起こっていると確信できます。 この例の場合、肘の痛みが主訴ですが、その原因は、体幹が過剰に右へ側屈することに...
Shyuichi Nakamura
- Jul 24, 2022
投手3
だいたい、野球の投手の場合、こういう異常を起こす理由は、新しい変化球を覚えた時になる事が多いように思います。 変化球はただでさえ、手の指や手首に大きな負荷がかかります。 しかし、そうだからと言って手の指や手首を傷めることは少なく、肘や肩に症状が出ることが多くなります。これは...
Shyuichi Nakamura
- Jul 23, 2022
投手2
実は、肘の問題でも肩関節の問題でもありません。 肩関節の内転の動きが悪いことを身体は無意識に察知しています。それをカバーしながら投球していたことが問題です。 一般的には、整形外科に行っても痛めた肘しかみません。肘は確かに腫れています。肘の内側部から上腕も腫れていて圧痛もあり...
Shyuichi Nakamura
- Jul 22, 2022
投手
サイドスローの投手が右肘をひねったと言って来院しました。肘を痛めたのですが、肘を中心として上腕にも手首にも体幹にも影響がでていました。 この問題の主な原因は肩関節の内転障害です。テスト法としては、徒手筋力検査の改良型を行いました。...