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投手

サイドスローの投手が右肘をひねったと言って来院しました。肘を痛めたのですが、肘を中心として上腕にも手首にも体幹にも影響がでていました。

この問題の主な原因は肩関節の内転障害です。テスト法としては、徒手筋力検査の改良型を行いました。

肩を30°ぐらい外転し、肘を私が持ったまま脇腹に近づけてもらうのですが、その時に軽く私が抵抗します。あくまでも軽くです。力比べではないので、僅かな力で行うのがコツです。


左と比べるとあきらかに右は力が入りにくいので、内転障害だとわかります。内転する時に力が出ないということです。しかし、肩関節の問題が痛みを作っているのではありません。もちろん肘が主訴なのですが、肩関節の内転は弱っているのですが、それも原因とは違います。


肘の痛みは、氷山の一角です。それでも肘は腫れていますので、肘が悪くないとは言えません。一般的には野球肘だと考えるかもわかりませんが、肘の問題ではないので、野球肘だとも言えません。


もっと違う原因があります。

さぁ、どこが問題なのでしょうか?


このテストは力を使う必要がありません。感覚だけで十分わかります。

力比べではないので、僅かな力で行います。


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