Shyuichi Nakamura
- Dec 31, 2021
気づいたら年末
仕事も終わって、掃除も終わり、昨日は神棚を綺麗にして今年の行事も終わりました。 今日は絶対に何もしない!! と決めたのに玄関の掃除をしていました。(笑) 日々働くのが習慣になっていると身体が勝手に動くんだなぁ~と思います。 皆さん、今年も一年お疲れ様でした。 来年も宜しくお願い致します。 このブログもサーバを何度か変えてはいますが、もう今年の12月で丸5年になりました。 いつも読んでくださる方もあって、患者さんから、いつもブログ読んでます。 って言われるとなかなかやめられなくて・・・(^^; その時に感じたことを記録に残すという意味で書いているので、とりとめのない話題ばかりですが、探せばネタはそれなりにあるもんだなと思いました。 半導体や自動車のことは、環境問題にもつながっているので、ちょっと興味のあることです。そんなトピックを探し話題にしたりしていると、自然に書き続けてこれました。 日々やっていたらいつのまにか凄いことになっていた。 というのが実感できます。 さぁ~来年は、患者さん対象の運動法のビデオを作ったりしながら情報発信を更にやっていこう


Shyuichi Nakamura
- Dec 30, 2021
治療の構造と半導体
半導体って話題になってますけどどういうこと? 半導体のない車は今では殆どありません。 電子制御されて比べものにならない程に使い勝手が良くなっています。昔の車は半導体がなかったので簡単な作りになっていました。もちろん、それにも高度な技術力がいります。 ブレーキも電子制御されているので、安全に止まれるようにもなっています。カーブを曲がる時にも内輪と外輪の回転数を制御されています。 車もそうですが、人間の身体も微妙に制御された電子機器の塊のような構造をしています。ちょっとした心理的要因によっても大きな変化をするのが人間の身体です。今までの物療的な治療というのは昔の車みたいなものです。 そこを脱却し変えていく時代になってきたと思います。 半導体の話しに戻しますが、そもそも半導体は増幅器に使われていました。オーディオの音声のレベルをあげる為に使用されていました。今はそれがチップになって、スイッチのオンオフとしての役割を果たすようになってきました。 私も専門家じゃないからよくはわかりませんが、デジタルは0か1の信号をどう処理するかが問題になる処理です。 その

Shyuichi Nakamura
- Dec 29, 2021
正確さと現実
地球温暖化と叫ばれる世の中になってしまいました。CO2排出ゼロと言ってEVにシフトしていこうと世界は進んでいますが、EVにシフトする為の技術は、まだまだです。EV車を作る過程でCO2排出が内燃機関を作るより多くなってしまうという現実があります。EVに変更したところでCO2排泄ゼロには程多いという現実があるようです。 EV車を走らせてこそ今のハイブリット車とトントンになるぐらいの排出量というのですから、地球温暖化の為にEVへのシフトするというのはナンセンスでしょう。 またEV車はレアメタルも多く必要になり、その加工の過程で有害物質もでるので、それを処理することも必要になってきます。今の技術ではEVにシフトすることこそが、あきらかにCO2排出を多くする原因にもなりかねないのです。 これが正確な事実でしょう。 しかし、世界は、そんなこととは全く無関係と思える程の過熱ぶりです。テレビでテスラに乗っているオーナーにインタビューしていましたが、そのオーナーは地球温暖化に貢献できて優越感に浸れるというコメントをしていたのを思い出します。 EV車に乗っていること


Shyuichi Nakamura
- Dec 28, 2021
線を書く
昨日の円を描くという方法はやってみると自分の癖が見えてきます。 人間の身体は左右非対称です。しかし、その揺れを押さえ、対称に近づけることはできます。 コマは勢いよく回っている時は、あまり軸がぶれません。しかし、真っ直ぐ回っている訳ではなく僅かに揺れながら回っています。実は揺れながら回っているということが大事です。癖をなくそうとするのと、癖を少なくしようとするのは大きな違いがあります。 なぜ同じにしなければならないのか? なぜ同じではいけないのか? 長年、習字をしている方が精神的に不具合を起こして来院されました。精神的に問題が出る前から、真っ直ぐの線が微妙にうまく描けないと思っていたそうです。 来院して、様々なことを話ししたり、調整したりし、徐々に精神的に良い方向になってきたのですが、なんと満足する真っ直ぐの線が描けたと言って喜んでおられました。 でも、問題は綺麗な線を描くことではないのです。 できるできないはどうでも良いのだと思います。 大事なことは、それに気づいていたということだと思います。 きっと気づいていたから出来るようになったのだろうと思


Shyuichi Nakamura
- Dec 27, 2021
制御とは?
身体を思い通りに動かす為には訓練が必要です。 赤ちゃんの時は、何か欲しくても上手く手を伸ばして取ることができなかったので、手をバタバタさせて泣き叫んだりしてしまいます。そんな状態から少しずつ進化し、脳を訓練することで目的を達成できる使い方を習得してきた訳です。 年をとると、徐々にそれが逆行し、できないことが増えてくる。それだけではなく、途中で覚えてしまった非効率的な動きを覚えて忘れられなくなってしまったりします。 一度覚えたことだからできるはずと思い込んでいることが多々あります。 大人が一生懸命難しい作業をしている状態は、赤ちゃんが物を取るのと似ているということです。 ある先生が実験をしたそうです。綺麗な円が描いてある紙に、この円に沿って円を描いてください。 と言ってやってもらったら、痛みが消えたということみたいです。 凄い面白い発想ですよね。 オンラインに参加されている先生は、自分で新しいことを開発してくれるようになってきました。 なるほどと思いました。この発想はなかったので素晴らしい成果だと思います。 赤のラインがパソコンで描いた丸で、黒のラ


Shyuichi Nakamura
- Dec 26, 2021
本日は恒例の大掃除
本日は、御薗治療院の大掃除


Shyuichi Nakamura
- Dec 25, 2021
エネルギーの移動を妨げる
エネルギーの移動を妨げる場所というのは、ある程度決まっているようにも思います。一般的にはそれが穴と呼ばれているのだろうと思います。その中でも注目するポイントは関節でしょう。 東洋医学における穴も関節部位に多く存在します。そして手首、足首の先にも多く存在しています。 もちろん、穴は頭部や背部にも多く認められるのですが、エネルギーの移動という観点から考えると、末端から中枢、中枢から末端に向かう流れが必要です。それが関節に伝わり動力に変えて歩行などの運動エネルギーに変えている訳です。手足の関節周囲にポイントが多くなるのは自然なことでしょう。 関節は直接可動する部位なので異常も起こりやすいと考えられます。どんな部品でもあっても可動する部分というのは熱を持ちやすく摩耗し破壊してしまいます。生体は、その破壊と修復を繰り返しながらもエネルギーを伝達し、関節の可動を滞りなく行っているということになる訳です。 その均衡が崩れた時に痛みや緊張が起こると考えると、どのようにエネルギーが伝わっているかを知ることは何よりも重要だと考えられます。 つまり経絡の流れ、もしくは


Shyuichi Nakamura
- Dec 24, 2021
なぜ力を抜くのは難しいのか?
力を抜くのが難しいのは、このエネルギーの移動を上手くできないからかもわかりません。 それならエネルギーの移動をやりやすい状態にしてあげれば良いということになります。 鍼灸は、経絡という概念を使って、このエネルギーの移動をやりやすくさせることが一つの目的になるのではないかと思います。つまり経絡を触れることができないとエネルギーの通りがわからず結局症状のあるところや圧痛点だけを刺激してしまうことになります。 エネルギーの通りがわからないということは、経絡の流れを認識できていないということです。 経絡を触れることができないこととエネルギーの移動ができないということとは矛楯しないのではないかと思います。 経絡を触る時、指先に力が入っていては絶対にわかりません。 かと言って完全な脱力でもわかりません。 脱力状態にしながらエネルギーを保ち続けなければならないのです。つまり抜力です。 だからこそ、どの状態が力が抜けた状態なのか、どの状態が力が入る状態なのかをしっかり明確に認識している必要がある訳です。きっと経絡を触ることができないというのは、脱力と抜力と力みの


Shyuichi Nakamura
- Dec 23, 2021
なぜ力が抜けない3
力を抜くには力を抜く力が必要と以前から言っていましたが、これが合気にも共通する部分があって脱力ではなく抜力という表現がされています。完全に力を抜くのではない力という意味かなと思いますが、合気で使う抜力が私の感覚と同じかは合気をやったことがないのでわかりません。 ただ、指先の力を抜いた時、指の力が抜けていく感覚がある訳ですが、その時に下腹部あたりに落とし込むと更に指の力が抜けていくのを確認できます。 エネルギーというのは一定だと思います。 身体の中にあるエネルギーというのは、移動するだけで、全体量は変わりないはずです。なので東洋医学で言う補法というのは自分の身体のエネルギーをそこに集めることであって補うことではありません。 つまり、手の指の力が抜けるということは、どこかにエネルギーを蓄える必要があるはずです。 指先の力を抜こうとすれば、当然ですが肩も落ちます。 肩を落とした方が指先の力は抜きやすいというのはやってみればわかります。 しかし、その抜いた力はどこかに蓄えられなくてはなりません。 つまり、指先にあったエネルギーをどこかに移動させなければな


Shyuichi Nakamura
- Dec 22, 2021
なぜ力を抜けない2
指先の力は抜きにくいということを書きましたが、やはり何かの作業で力強く手を使うと抜きにくくなるみたいです。 作業をして手を酷使した日の夜にやってみると右手の指先の力が抜きにくいというのがわかりました。 自分でもビックリしましたが、左右差がかなり出ているのに気づきます。 右と左で差がありすぎるというのは、身体の使い方にも問題がでてきます。 夜寝るまで、指先に意識を向けていました。 すると、朝になったらかなり開くようになり力が抜けたのを実感できました。 たった指先の力だけなのに、ここまで抜けないのかと思う程です。 またそれ以外にも面白いことを発見しました。 力を抜くという意味がよくわかる実験でした。 明日書いてみたいと思います。