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足がだるいという症状は、胃腸の不調と関連があることがあります。

また、お尻の皮膚がヒリヒリするという症状も胃腸の調子と関連しているようです。


最初は不思議に思うかもしれませんが、胃腸の調子が悪くなると食欲不振などの症状が現れ、お尻の皮膚が片側だけヒリヒリしたり痛むことがあるようです。

もちろん、これは帯状疱疹やその後遺症ではなく、皮膚自体には異常がない状態です。


また、胃腸が悪くなると皮膚がヒリヒリするという訳ではありません。

1対1の関係ではなく、多対多の関係性です。


私もなぜそうなるのか不思議でしたが、実際にそのような現象が起こっているのですから否定はできません。

胃腸の調子が良くなると、お尻の症状も改善されるため、その関連性は明らかです。

そして、治療の主な方法は胃の調整ということになると思います。


これは推測ですが、胃腸に内熱がある場合、その冷えが足腰に影響を与えているのではないかと思います。

内部に熱が生じると、どこかで冷えが現れるはずです。


血流の停滞は、どこかの不足を引き起こすため、その結果が皮膚のヒリヒリ感として現れるのではないかと考えられます。

内部と外部、そして腹部と足という位置のバランスが影響していると思われます。


東洋医学では、これを表証、裏証、半表半裏証と呼びます。

足の冷えが強まると胃腸の熱も強まり、食欲が減少する傾向がありますが、その逆もあるということでしょう。

これが原因か結果かは明確ではありません。


しかし、足の症状と胃腸の間には何らかの関連があることは確かです。

また、下垂体や視床下部などホルモンに関係する部位にも影響が見られ、鼻や前頭部に圧痛や異常が出ることが多いことからもホルモンの影響も考えられます。

もちろん、メンタルの影響も考えられます。


これらの症状が同時に起こることから、脳神経やホルモンの影響も考えられるということです。

まさに多対多の関係性です。

足のだるさも、足自体の異常ではなく、神経の異常に起因する可能性があります。

結局、足の症状と言っても、足が原因ではないことがよくわかります。

また、胃腸が様々な症状と関連していることも明らかです。



怪我の後遺症も、よく観察すると一定の法則があるみたいです。

指をかなり深く傷つけ、骨まで達しているという怪我でしたが、よく観察してみると、DIP関節は指先の小指側、PIP関節は、母指側、MP関節は小指側という形で異常な腫れがありました。

やはり力が指先から体幹へジグザグに流れるのだと思います。

指を怪我しても、この法則は変わりがないんだなと思います。


それでは「気」の医学と言われる東洋医学的に観察してはどうか?

と考えてしまいます。

東洋医学(中医学かな)の解釈では、「気」は、衛気、営気、宗気、真気という分類をするそうです。

その反応を見てみると、宗気の反応が肉体以外の問題としてでていました。


宗気は、肺から吸入される清気と脾胃から運ばれた栄養のあるエネルギーが結合して生成されるとされています。

肺の呼吸鎖用や心臓の循環作用を補助するということなのですが、見る聞く言う動くという感覚や動きの機能にも関係あるとされています。


中医学なら、指の怪我で動きにくくなった状態を宗気と絡めて考えることは難しいのかもわかりませんが、胸部と指先だけが宗気の機能が落ちているみたいでした。

流れが滞ると、動作に力が入らないというような症状もあらわれることから、宗気は無関係ではないと判断し、調整を行うと、指の動きが良くなり、皮膚の突っ張りもよくなってきたみたいです。


中医学的な「気」の種類から考えても動きと関係するんだと認識しました。

「気」の作用と身体の動きというのは、宗気の問題だけではないと思いますが、宗気は、様々な関節の動きと関係するというのを確認しています。




12月10日は一般の勉強会です。

今回は動かさない運動法の2回目です。


動かさない運動法などと聞くと、何のことか分からないかも分かりませんが、人間は意識があってこそ筋肉を動かすことができます。つまり意識が先で、筋肉は後から動くのです。


行動を起こす0.5秒前に脳が活動しているという意味を深く考えると、運動とは何か?

という根本的な問題に行き当たります。

前回はそれを証明してみたと思いますが、今回はじめて参加される方もいらっしゃるので、その復習をしながら具体的な運動法を色々紹介してみたいと思います。


100歳でも意識さえあればできる運動法です。

うまく行えれば本人が動かさなくても他者からも影響を起こすことが可能になってきます。

いわゆる気功治療というのは、そういう方法なのだろうと(未定)思います。


鍼治療もこの原理を利用して動かすのです。

つまり「気」を動かす道具と言えます。

プロでも知らない「気」の運動を体験して頂けると思います。






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初診の方は終了30分前に受け付けをしてください。

2011年10月1日より、午前の受付時間が11時30分までとなりました。

2015年4月1日より、月曜日が休診日になりました。

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