はじめて、この薬を投与している人から話を聞きました。
この薬の問題な点は、糖尿病ではない人が、これを投与して、どんな副作用があらわれるかは、まだ謎です。特に長期にわったって使い続けた場合や、その後にどのような作用が起こるかはわかりません。
わかっている主な副作用は
胃腸障害: GLP-1阻害剤は、吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの胃腸障害を引き起こす可能性があります。これらの副作用は通常、軽度で一時的なものです。
低血糖症: GLP-1阻害剤は、インスリンの分泌を増加させるため、低血糖症を引き起こす可能性があります。低血糖症の症状としては、空腹感、震え、発汗、めまいなどがあります。
膵炎: GLP-1阻害剤は、膵炎を引き起こす可能性があります。膵炎の症状としては、上腹部痛、吐き気、嘔吐などがあります。
胆石症: GLP-1阻害剤は、胆石症を引き起こす可能性があります。胆石症の症状としては、右上腹部の痛み、吐き気、嘔吐などがあります。
甲状腺腫瘍: GLP-1阻害剤は、甲状腺腫瘍を引き起こす可能性があります。甲状腺腫瘍の症状としては、首の腫れ、嗄声、嚥下困難などがあります。
これらの副作用は、すべての患者さんに起こるわけではありません。また、これらの副作用は、投与量を減らしたり、投与を中止したりすることで改善されることもあります。
しかし、効果はあるみたいです。かなり食欲も抑えられるみたいです。いわゆる痩せ薬として認知されているみたいですが、インスリンの分泌を増加させ、グルカゴンの分泌を減少させることで作用します。これにより、血糖値を下げることができます。
もちろん、痩せ薬としての認可は降りていませんので、痩せることを目的には使用していません。
想像ですが、うまく量をコントロールしていかないとリバウンドも起こる可能性がありますし、膵炎とか胆石症になるなんて考えただけでも避けたいですよね。
キチンと医師と相談し、適切な使い方をする必要がありますが、オンライン診療だけで出したりする場合もあるみたいで注意喚起されていました。
安易な投与は良いとは思いませんね。
あと皮下注射なので稀に局部が腫れることがあるそうです。
どちらにしても、痩せることが目的では絶対に使わない方が良いと思いますね。
上半身の緊張に伴って関係するのが、肘、肘から手首、手首から手根骨、手根骨から指の連動です。
これらは一つのくくりとしてグループ化していることが殆どで、腰の動きと関係します。
腰の動きは肩関節や肘、手首の動きと連動しているのですが、この話は大阪の勉強会で話をしてみようかと思っています。
腰痛は、腰の問題ではないという私にとっては当たり前のことなのですが、世間の常識とは違います。
あと面白いのが、座位と伏臥位では緊張の度合いが違うということです。
その意味もよくわかるようになると思います。
また、足の影響ももちろん受けていますので、何がどうなっているのかがわかれば、腰痛へのアプローチが楽になると思います。
今年は、こういう臨床で役立つことを話していこうと思っています。
しかし、この話をする為には去年一年でやり続けた身体の反射と、術者の意識の使い方が習得できていないと駄目だとわかります。
去年の話のバックナンバーも動画で作っていきたいなぁ~と考えています。
他にも作らないといけない動画がいっぱいあるのですが、なかなか手をつけられません。
今までの話をしっかりまとめて、臨床に役立つ話と結合させていきたいと思っています。
腰を痛めた人であっても、腰に反応がない。
圧痛がないというような人は意外に多いという話をしましたが、これは事実で、特に慢性腰痛の場合は、あまり腰に緊張はありません。
しかし、上半身に。むちゃくちゃな緊張があり。特に上腕二頭筋の屈筋郡には問題が多いことがあります。あと大胸筋などの胸や肋間筋のような肋骨と肋骨をつなぐ筋肉であり胸の呼吸筋郡は、高確率で緊張しているのがわかります。
また、肩甲骨の下部や上部にも分散するように緊張があり、肩甲骨は外転挙上していることが多いです。
つまり内転下制ができない。
それにともなって、頚椎下部や前頚部の緊張もよく認められます。
上肢は、前腕部も手の先も問題があって、手がうまく使えていないということがよく分かります。
また、呼吸筋が弱って胸を回旋することができないので、背中の緊張が起こって首も緊張しています。明らかに腰よりも手や首肩の緊張の方が高いという状態になります。
上実下虚の状態であって、狙うはこの上半身の緊張です。
しかし、この上半身の緊張は、複雑に絡み合っている為に一筋縄ではいきません。第一に考えるのは、呼吸筋を緩めることです。
第三、第四肋間あたりの圧痛が起こっていますので、この緊張を緩めることが重要だとわかります。