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腰の痛みに関してはいろいろな問題が関係するのが普通です。

腰痛という一つの症状も 非線形なので簡単に因果関係を証明できる程、単純な症状ではありません。


つまり 複数の要素が関係ある症状ということです。ありふれた症状ですが単純なものばかりではありません。

普段から 膝の痛みがある人が、重いものを持って腰を痛めたという例です。


少陽病が左の胸にあって、これはメンタルの問題でした。水の流れも関係するのですが裏側に熱があって心臓とも関係します。 しかし、内臓の反応ではなくリンパ管の問題で、熱がリンパ管にあり少陽病があるという状態です 。

ここでも重要なのがどの位置に何があるかということです。


これがわからないと問題を解決することはできません。逆に言えば、それさえわかれば、手技の技術は悪くても何とかなります。

メンタルの反応なので精神的な問題も多々あります。しかし、それだけが原因ではありません。 少陽病があるので、熱がリンパ管にこもったような状態がメインです。

心臓の問題では静脈の問題があり、これがリンパ管と関係してると考えると 辻褄が合います。

東洋医学的には裏症なので、表面にでている問題ではないことも予測できます。


そして、左の脇の下から上腕の陽側まで皮膚に問題があるのですが、裏症とは真逆の反応になるのですが、この疑問は、普段からある右膝の痛みが関係していることがわかります。

右の膝の調整をすると、この左脇から上腕の皮膚の問題が明確になってきます。膝は血の流れの問題と水の流れが 複合していました。これだけでも複雑な問題と言えますが、更に肝臓も関係があるので、 身体の疲れとも関係があると予測できます。


案の定、左の側胸部と上腕、前腕の皮膚を軽く刺激すると腰が伸びてきました。 立つのも楽になってきたという状態です。

そして最後に右の足首の距骨の問題がありました。 これは膝の問題というよりも 全身に影響する状態で、右側の腰に影響していました。

つまり右の腰と左の腰は違う原因があったということです。そして左胸の少陽病は全身に影響し、左の腰に影響を与えていて、右の腰は膝と関係があったということになります。


この例を見てみても 部分と全体が複雑に関係していることがよくわかります。

単純な要素だけで問題を解決しようとしても全く歯が立ちません。

複数の要素を一つ一つ解決できてこそ、目的に達成するということがよくわかります。




身体の冷えについて考える時、どこに冷えがあるのかということをえなければなりません。

内臓は熱を持っているのに表面は冷えているということがあります。

逆に内臓は冷えているのに 表面は熱をしているという場合もあります。

どの位置(深さ)に冷えや熱があるかを探らなければなりません。


それは 水の流れに対しても 血の流れに対しても同様です。

どの位置と深さに問題があるのかということがとても大切なことです。しかし、意外にそれがわかっていないことが多いのではないかと思います。


お腹に痛みがあると言っても、内臓の問題なのか皮膚なのか筋肉なのか、リンパや神経の問題なのか?

そういうことをできるだけ詳細にわかろうとすることが大切です。

もちろん、あくまでも予測であって確定ではありません。

しかし、予測もできないのに確定はできない。

つまり刺激をしても効果はないということが言えます。


何に対して刺激を行うのか?

これを明確にしていかないと問題は解決しません。

本人は冷えると言っているのに、触ってみると足は冷たくないという場合もあれば、足は冷えないと言っているのに触るとかなり冷たいという場合もあります。


体表面だけの温度では、冷えはわかりません。

靴下を沢山履くと足が冷えているのがわかる場合もあります。

温めても簡単には暖まらない冷えもあれば、冷たくても温めるとすぐに暖かくなるような冷えもあります。


冷えや熱の感覚に加えて時間も関係あるというのがわかります。

測っても熱はないのに、頭が熱っぽいというのもよくあります。

感覚は曖昧ですが、感覚を無視したら医療はできません。


感覚は曖昧なものなので確かではありませんが、感覚がなければ自己を認識することはできません。

だから感覚はとても大切なのに、感覚を無視して、体温だけを測って熱のあるなしを言うのもおかしな話です。

感覚を無視しようとすることが科学的だと思っていたら大きな間違いです。

感覚なくして世界はない。







最近、温かいのか寒いのかわからない気候が続いています。

それによって調子が悪くなって、風邪をひいて体調を崩したりすることがあると思います。


天気には温度だけでなく、気圧も一つの要因です。

もちろん湿度もあり風や地形によっても影響を受けています。

つまり単純に温度や湿度、気圧だけで気象病というのも無理があるのかなぁ~と思います。


低気圧が来ると調子が悪くなるという人が、ハワイに住んでも同じように低気圧になって調子が悪くなるのかどうか?

という疑問がわいてきます。

もしかすると、低気圧は、きっかけであって、他の要因があることで低気圧になると、それが引き金になるだけなのでは?

と考えると、他の要素が気象病の本質であると考えられるのではないかと思います。


どこに行っていても低気圧が近づくと調子が悪くなるという人であるなら低気圧によって症状が起こると言えるかもわかりませんが、もしかすると、そういう人は違う要素があるのではないかと思います。

よく旅行に行ったら症状が全くなかったという話もチラホラ聞きます。


普通は、こういう場合、ストレスなんじゃないかとも考えますが、そういうことだけでもない要因があるのかもわかりません。様々なことについて考えを巡らせている必要があるので、原因を一つや二つに決めるのは絶対に無理があると思います。

完全に移住でもしないかぎり、それが正しいかどうかを検証はできないから、そういう要因はないものだと考えて話を勝手にすすめてしまったから気象病という言葉が生まれたのかもわかりません。


低気圧が南の方で発生すると調子が悪く、雨が降ると調子が良くなるという人もいます。

本当に人それぞれだなぁ~と思います。

とにかく結論を急ぎすぎないで、身体そのものを地道に観察し、記録し分析するというのがとても大切な気がします。


すぐに何かのせいにするという思考は短絡的だとしか言いようがありません。

きっと様々な要素が絡んでいるのだと思います。


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