- Shyuichi Nakamura

- Nov 24, 2023
感じる為には、自分の意思を下げるというか、落とさないと駄目なようです。
これもバランスなのだと思います。
どちらかが強くなれば、どちらかが弱くなる。
シーソーのようなものです。
散歩をしていて、自分の身体に注意を向けていると、右と左で違いを感じます。
右手を前にした時、左手を前にした時の違いに意識を向けると胸の上部と下部で動きの違いを感じます。
動きにくい方を無理やり動かそうとすると動きません。
その動かそうとした自分の意識を下げ、ただ動かしてみて認識する。
そうすると意思と無意識の狭間にいくみたいです。
動かないものを動かそうとしすぎると必ず余計な力が入ります。
その力を最小限にしてみると、動かない動きがダイレクトに感じるようになります。
動かない動きを認識した時、脳は勝手に自動修正するのでは?
そう思います。
- Shyuichi Nakamura

- Nov 23, 2023
大腿部の前側の痛みを訴えている人の足全体を観察してみると、大腿部の緊張ではなく、足の母指側が強く、内側楔状骨と第一中足骨の緊張が強くなっていました。
これも足全体を見ただけの結果です。
全身を見ている訳ではありません。
それでも、そんな特徴がある訳です。
全身をみるのが困難なら足だけでも全体を観察してみてはどうかな?
そう思います。
腓骨側の側面と前面にも問題があります。
腓骨頭尖から腓骨の内部を通る経路に異常があります。
つながっているのです。
それが足首まで行ってから脛骨の内側に影響を与えて、また外踝、そして距骨内側へと蛇行する経路が確認できます。
脛骨の内側頭から脛骨粗面にも影響があることから、膝で大きな捻れる力がかかっていることがわかります。
これらの影響によって、大腿前側の痛みがでているのだろうと予測できます。
また、この症状は、車から降りるような動作をする時の痛みが主で、普段は強くないとのことです。
こういう場合、母指の先の外側を意識すると、全体的に違和感が減ります。
意識し続ければ、こういう痛みはなくなるはずです。
大きく強い刺激をかけなくても、異常が強くあらわれている部位に僅かな力を加えるだけで身体は変化するのです。
一回、二回では駄目な場合もあります。
何日か続けないとだめな場合もあります。
それもケースバイケースです。
症状のないところをよく観察し繋いでいくと蛇行した異常経路がみえてくるのです。
だから、その延長線上に刺激をしてみると大腿部の緊張も同時に緩みます。
きっと、一般的な治療をする人は、そういう経験をしたことがないので、症状のある部位にしか興味がないのかもわかりません。
大腿部の症状なのに、膝や足首、特に母指の異常ということが言えます。
もちろん、全身を観察すると、更に異常な部位が見えてきます。
それらを統轄して考えてこそ、全体のバランスということが言えるのではないかと思います。
- Shyuichi Nakamura

- Nov 22, 2023
足をよく観察しているとほんとに人それぞれだなぁ~と思うことがあります。
例えば足が痛いと言っているのに足に全く反応のない人、肩が痛いと言ってくるのに肩より足がパンパンになっている人とか色々です。
症状には注目するけど、他は何も観察しないというのはどうかな~って思います。
総合的に判断すると言っておきながら、部分しか見てないのも問題があると思うし、外部(場)からの影響も考えられていない。
更に精神的なこととなると、これらが全てバラバラにしか理解されていないようにしか思えません。
肩と手首はつながっている訳です。
離れていません。
それと同じように、精神と肉体もつながっています。
バラバラになったことなんてないのです。
関節の障害は治せても精神障害は治せないって?
それバラバラにすべきなんですか?
全く種類の違う人間ですか?
もちろん、関節の障害と精神疾患は症状に違いはあります。
それを分けるということは、症状しか注目してないのではないかという疑問です。
なんか違うような気がしてなりません。
精神疾患の状態って、関節はおかしくないの?
筋肉は緊張してないの?
精神だけ問題になるってことは物理的に考えてありえるの?
そういう疑問が起こらなければおかしいと思いませんか?
世間では、腰の治し方とか、足の治し方とか肩の治し方って言ってますけど、限局した意味では正しいかもわかりませんが、それだけで問題が解決したと考えるのはどう考えてもおかしいはずです。
もう少し、様々な部分を観察してみると思わぬところが異常だと気づくはずです。



















