肺系統の弱り
- Shyuichi Nakamura
- Apr 15, 2022
- 2 min read
肺や咽頭は、変化の早い器官です。すぐに調子は良くなるけれども、調子も崩しやすいという特性があります。肺系統の鍼治療をすると、すぐに変化が起こりますが、調子が良くなったと思っても長続きしにくいというのも肺系統の特長です。
それでは肺が弱い人は、病気がちになり、良いことは一つもないと思われるかもわかりませんが、実はそうではありません。
女性の方が男性より、調子が崩れやすい人の割合が多いのですが、これは、ある意味、敏感だからと言えます。女性の方が敏感だから男性より長生きしているとも言えます。
敏感というのは、異常を察知しやすいということです。異常を察知し、対処することで調子を元に戻すのも早くなり体調管理をしやすいということです。
きっと敏感な人の方が生きるのが上手くなるのだろうと思います。生きるのが上手いから寿命も長くなるのかもわかりません。
異常に気づくことができれば、それに対処しやすくなります。
どちらが良い悪いというより、特性なのだと思います。主に芸術関係に興味を持つ人に肺系統の異常が多いのはこのような理由からかもわかりません。
声楽家の人は、ほぼ肺系統の弱い人で、女性だと皮膚が薄く白いというのが特長と言えます。もちろん、そんな人が必ず芸術が得意という訳でもないので違う要素はもちろんあります。
必ず人間は、マイナスがあればプラスがあります。マイナスが多ければプラスも大きいはずです。そうでなければきっと死んでいるはずです。生存しているということは、プラスとマイナスが必ず均衡を保っていなくてはなりません。その均衡が保たれないということは死を意味します。
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