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肩関節の思い


次ぎに、右と左と比べてみてください。もし、左側の肩関節に痛みがあるなら、右肩に比べて、どう動かして良いのかわからなくなっているはずです。つまり動かす以前の問題です。動かそうと思った瞬間に手先に力が入ってくるのも分かるはずです。


これが関節や筋肉の問題でしょうか?

麻痺してる?


一部の筋肉に脳からの指令が届いてないのでそうなるんじゃないかと思います。

痛みがでているとすぐに、その部位の炎症や変形を疑ってしまうということ自体に問題があるのではないかなと思います。

だから筋力をつけなきゃ~

とかマッサージしなきゃ~


というふうになるのですが、それって正しいですか?


運動する又は、これからしようと思っている人は絶対にこれを考えて欲しいと思います。

痛みが出た。

動かない。

これらと局部の炎症をイコールにしているのではないかと思います。

動かそうにも動かないのです。問題は肩じゃないはずです。もちろ肩に炎症や変形が、全く起こっていないと言っているのではありません。

炎症はあるかもわかりませんが、動かせないのに何故炎症が起こるの?


そこを考えて欲しい訳です。

それより大事なことは、思った様に動かせてないということではないかと思います。

つまり一部が麻痺している。


それなら麻痺したところに神経をつなげないと話しにならないのでは?


しかし、肩の問題のややこしいところは、肩は人体で一番大きな可動域を持っているという事です。股関節より大きい可動域を持っています。大きく動かせるということは誤魔化すこと(代償運動)も容易いという事実です。肩は思い込みが激しいのです。これが正解だと思ったら、それを変えることができにくいのです。もちろん、これは無意識での話しです。


意識は、この無意識にどう立ち向かっていくのかが問題です。


これは肩関節の炎症が治りにくい一つの大きな原因になります。可動部が大きければ大きい程、偏った使い方は癖になりやすくなります。当たり前ですが、使い過ぎた部分は早く摩耗が来ます。つまり自由度が高い分、動きを誤魔化すことで一部分に摩耗が激しくなり、変形や炎症を起こしやすくなるということだろうと思います。


だから五十肩は、昨日痛みがなかったのに急に痛くなることもある訳です。つもり重なって限界を迎えるということだろうと思います。そこで考えなければならないのは、肩の炎症は二の次で、その動かし方ということになると思います。

それ以前に、肩の筋肉へ指令を送っている脳からの情報を正常化させることなのではないかと思います。



これは腰痛でも肩凝りでも全く同じです。その結果、大きな病があるということだろうと思います。肩の問題を解決できないのに難病を治すとか言っているのはナンセンスだろうなと思います。だから、ごくありふれた問題を解決することを目標にしてきました。

当たり前の積み重ねが当たり前の状態を作っているのではないかと思います。




たったこれだけの動きです。

これを無視する人や理解しようとしていない人は、目先にばかりで、人が生きているということを理解しないのではないかとも思います。


ごくありふれたものの中に必ずヒントがあります。

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