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東京勉強会 2023.3

東京支部長の本橋先生が私との出会いからを書いてくれました。

本当にお世話になっています。

本橋先生が東京での勉強会を開催してくれていなければ、今の私はありません。

感謝しかありません。


★★★★★★★★★★★★★★★★★


東京支部長の本橋です。

今回は支部長として東京勉強会の感想を書かせていただきました。

勉強会翌日に書きましたので、昨日と表記してあります。


今、勉強会の参加者はベテランと呼ばれる勉強会に3年以上参加している経験者と1、2度目の参加者という構図になっています。

私は、初めて伊勢の御薗治療院での専門家向け勉強会に参加した時の衝撃から早6年。

中村先生の治療やお人柄をご縁のあった人に広めたいと思い、いつしか東京で勉強会をやっていただこうと開催のお世話をしたことが東京勉強会の始まりでした。

もう何度やったか数えていませんが、最初は巣鴨、そして三鷹に場所を移しています。

毎回楽しいのは不変ですが、今回は今年になって支部を立ち上げたことで、東京支部長である私が前座を務めさせていただくという初めての試みでした。

基本的に中村先生の本番に向けて場を温めるイメージで行いましたが、ご参加いただいた方に「良かった」と言っていただけたのはありがたいことです。

様々な工夫や参加者の満足を考えて勉強会の準備をしていますが、今後の発展のために大切な考えさせられることが今回はたくさんありました。

中村先生の勉強会に6年も参加していると、先生の成長も一緒に体験でき、色々なことが分かってきます。

特に今回の勉強会では、東京支部長として、中村秀一という人物について広く知っていただきたいという思いで、今後の勉強会を開催して行きたいと強く感じました。


6年前の2月、私は御薗治療院の診療室に治療家の先生方ばかりに囲まれていました。

おそらくトレーナーは私一人です。

それまで、治療家の方との交流がなかったわけではありませんが、鍼灸という世界はほとんど知りません。

多くの人がイメージするベッドに寝て、背中や患部に鍼や灸を打つ程度の知識でしかありませんでした。

そんな異種の勉強会はとにかく分からない。

事前に中村先生のブログを読んで予備知識を入れておきましたが、なんとか分かるところを探しながら受講していた記憶があります。

この時も治療のデモンストレーションはありました。

というか、中村先生の勉強会はこの治療を見ることが参加者の意識に衝撃映像を刻みます。

私も今でもその一撃の感触を忘れていません。

それは、ひと通り終わってから皆んなでお茶を飲んでいる時でした。

雑談の中、私に「どうでしたか?」と中村先生は聞きました。

すぐさま「お腹いっぱいです!」と答えたのを覚えています。

何が何だか分からず、消化できぬまま飲み込んだ物が胃で止まっている状態だったのですね。

程なくすると、今となってはお馴染みの治療が始まりました。

私の番になると、右の肩から首にかけての張りがあった部位の異常が蝶形骨にあると言いました。

それを電気コードのようなものを持ってきて、その両端に四角いアルミホイルが付いています。

車のバッテリーが上がった時に充電する時に使うプラスとマイナスのクリップが付いたもののコンパクト版みたいな物騒なものです。

両端のクリップにアルミホイルが付いているということは、そこに電気が流れると言うことです。

人体は電気で動いていますから、それを体に触れさせることで微弱な電気が流れるのが想像できます。

そして中村先生は、そのアルミホイルを私の確か右肘と左膝に一瞬「電気ショック〜!!!」と言いながら当てました。

ほんとに一瞬です。

でも、その刹那に私は右のこめかみあたり(おそらく蝶形骨)に何かモゾモゾっと動いたのを感じてしまったのです。

そして次の瞬間、首の動きがすこぶる軽くなり、手足も体も軽く動き、帰りは治療院から伊勢市駅まで歩いたのですが、気分爛々笑顔で帰ったのを思い出します。


「これはすごいなー」

中村先生の治療をご存じの人には最早当たり前ですが、なんせ治療時間は一瞬です。それだけで、色んなところが改善している。

この体験から伊勢通いが始まり、東京勉強会開催のモチベーションにつながったのです。


この治療法のことをイオンパンピングコードと言うのですが、昨日の勉強会で中村先生がお話になったので、6年前を思い出しました。

その衝撃の初勉強会を終えて東京に帰ると、私はすぐにそのイオンパンピングコードを取り寄せました。

どこのサイトで買ったか忘れましたが、治療器具などを置いてあるサイトだったと思います。

単なる電気コードだし、医療免許が必要な訳でもないので、まずは自分で試し、しばらく他の人にも試してみました。

まさに猿真似です。

でも、猿真似でも効果が出るのです。

それはあの衝撃的な体験が体と脳に残っているからかもしれません。

何よりトレーナーの私でも鍼灸師から得た知識が実践で活用できているではありませんか。

そんな成功体験が楽しく、次のモチベーションになるのです。


中村先生から学んだことは普遍的に使えるものが多いです。

◯◯がなければ出来ないとか、このケースはこうと言う当てはめがありません。

それは考え方や生き方にまで及んでいると私は考えています。

生き方をご指南してくれるので今まで学び続けているのだと思います。

それは自分はもう出来る!と思った瞬間に出来なくなるもので、まさに禅問答のような6年を過ごさせていただいています。

その行ったり来たりを楽しめる意識や姿勢があれば、自然と自分自身の見ている景色が高いところからになっているのです。

中村先生の勉強会は、それぞれの人が学んだものをどう自分のフィールドに生かすかが重要だと考えます。

そのまま真似するのもよし、それに慣れてきたら壊す。

私はこのような守破離の考え方で中村先生からの学びを楽しんでいます。


おそらく昨日、中村先生の治療を受けた先生の中には私と同じような経験をする人がいらっしゃると思います。

だって、治療の凄さに逆に落ち込む先生、手が震える先生までいましたから。

「手が震えていますよ〜」と言う患者役の先生を見ていて、経験者としてはとても面白かった。(笑)(気持ちはよくわかります)


これが中村秀一式です。



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