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推動作用の考察


「気」が動いて、水や血が流れるというのは東洋医学の基本です。

東洋医学をやった人なら誰しも知っていることなのですが、言葉でしか理解していないのではないかと思います。


「気」が動くというのは、「気」の作用の中で推動作用が働くということだと思います。

しかし、推動作用が弱ることで、「気」の動きが低下し、その動きが低下することによって関節の動きも低下するはずです。


そうでなければ理屈に合いません。

実際の動きと推動作用という「気」の作用がリンクしていなければ、この理論は無意味になるからです。


そんな当たり前のこともあまり考慮されていないのはおかしな話しです。


だからこそ小さく、綺麗にゆっくり動かしてみるということが重要なのです。

やってみたら簡単にわかることを頭で理屈っぽく考えるのは、ほんとに愚かだなと思います。


こんなことを書いていると、私が理屈っぽいと考える人が殆どかもわかりませんが、実際に体感したことしか私にはわかりません。だから体感したことを言葉にする為に理屈を用いているだけです。


人間の身体は、全体で動いています。

部分で切り離しては存在しません。そのことを忘れたら、どんな高尚な理論も単なる言葉の羅列です。




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