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基本的な動き

椅子に座った状態で、後からお尻のあたりを見ると座り方に特徴があるのがわかります。


座った状態を観察しただけですが、様々なことを予測できます。

左のお尻が下に下がることで坐骨が右よりも下に下がっています。

左股関節を後にひいた状態(蹴った時)は良いのですが、あげてきた時に不具合がでやすくなります。

関節の軌道もおかしくなるはずです。


右はその逆になって、前には出やすいけど後には蹴りにくいというアンバランスが起こります。

そして腸骨の高さも右と左で違います。


当然、腰痛を起こしています。

腰痛と言ってもギックリ腰のような胸裂な痛みではありません。

患者さんとしてくる人の大半が、なんとも言えない痛みが殆どです。

ハッキリとした腰部捻挫のようなことはないですが、慢性的にそれを起こして痛みが続いていると言う人が多くいます。

そして、それは肩にも影響しますし、内臓にも影響します。


そのどれが一番の親玉なのかを探ることが大事です。


骨盤が左へ捻って足の動きに不具合が起こっている状態だと言えます。

だから歩くだけで調子が悪くなります。

こんな状態で散歩を強要させたら、悪化するのは当然です。


左のお尻を上に上げたり右へ捻ろうとするとやりにくく、右はやりやすいというのがこれだけでわかります。


もし、この状態で過剰な負荷がかかってしまったらどうでしょうか?

きっと左足はあがらなくなって悲鳴をあげてくるのではないかと思います。


実は、この状態で左足を僅かにあげようとすると、かなりの抵抗があることがわかります。

右はそういう抵抗がありません。

当然足元はふらついたりすると思います。


このような状態の人にとっては、必ずしも運動が効果的にならないということです。



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