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エネルギーの量は変化していない

部分的に力がかかりやすくなるとエネルギーの流れが全体として悪くなる。

これが経絡の異常状態だと考えられます。


左が蛇行していましたが右はまっすぐに近い。それだけでなく、反応がかなり薄いことに気づきます。


これも検者と被検者が確認できる事実です。


まっすぐ元に戻るのか心配していたみたいですが、まっすぐになったらどうなるかまで実証しています。

また、この異常には、六経弁証の少陽、少陰、厥陰という三種類の異常が確認されました。


少陽は胸を中心に左腹部、左足の前内側を通っています。

少陰も少陽と近い経路が下腹部から足にかけてあり、厥陰は、足の先端だけでありました。


六経弁証で3つの反応が出てくるというのも常識とは違いますが、これによってハッキリ変化があらわれています。


この調整を行うと経絡が元に戻ったのを確認できました。

そして手があがるようになりました。


それでも手首の問題はあるようです。

しかし、この手首は局所経気なので、全身への影響は少ないと考えられます。

それでも手首の局所経気が消失すると肩の動きは更にスムーズになったのを確認できます。


そして、この局所経気も痛いところという単純なものではなく、穴の反応も中心の一点と、その周囲に四点の孔穴反応が存在しているのがわかります。

それが手首と肘のあたりの二箇所にあったということです。


これで肩が確実にあがりやすくなりました。


つまり手首を痛めていて(症状はなかった)その上に風邪様の反応があったということなのではないかと予測できます。





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