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脳は中枢

誰でも知っていることですが、腦は神経系統の中枢です。

ここから指令を送って身体に様々な情報を伝えています。


そして入ってくる情報を処理しています。

脳の中で延髄や橋というところがあり、これは、首の上の骨のあたりにあります。

首のあたりが熱っぽいという状態の時には、このあたりに熱がこもっている可能性があります。


昨日も書いたように内熱なので、表面には出て来ない熱です。

そして水の流れが悪くなっていることが殆どで触診すると腫れているのもわかります。


延髄は、呼吸や嘔吐、嚥下、消化などの中枢を含んでいます。

そして何より循環の中枢があるので、心拍数の調整を行っているところでもあります。

自律神経のバランスが悪いという時、延髄の内熱や水分の流れをよく観察すると、偏っているのがよくわかります。


どのように観察するかと言えば、環椎(頸椎の一番上の骨)と後頭骨の繋ぎ目の動きをよく観察します。

ここを観察すると左へ回旋できにくくなっていたり、左だけ屈曲しにくく、左へ側屈もしにくいという状態になっていたりします。



細かいテクニックが一杯ありますが、これは文章だけでは伝えられないし、実際に手をとってやらないとわからないだろうと思います。

ヒントは思っているより弱い力だということです。


というか力を全く使いません。


延髄は心臓だけでなく、呼吸とも深く関係しています。

また、ここから横隔膜へ行く経路があります。

肺系統はこの経路から胃腸へ行くみたいなので、横隔膜周囲の臓器とも密接に関係します。

消化にも関係あるのも頷けます。

西洋医学的なら迷走神経のあたりでしょうね。


延髄や橋は下位の脳神経なので、基本的なことと密接に関係するということです。

呼吸や嚥下、消化なんてなくてはならないものですからね。


それが僅かな首の異常によって起こっているとしたら、やっぱり身体って不思議だと思いませんか?



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