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不鮮明さ


比較的、若い人の場合は、はっきりと経絡を確認することができるので、治り方が早いと言えるのかも分かりません。

もちろん、若くても不明瞭な人もあります。


経絡現象の面白いところは、はっきりしている場合とはっきりしていない場合があり、それによって身体の反射の仕方が違いますので治癒の一つの目安になるということです。


まず最初に全身を観察すると異常な反応部位が見えてきます。

それが明確であればある程、調整しやすいです。


明確でないとややこしく乱雑さが増しているようにも感じます。

たぶん、局所経気に複数の経絡が混じり合っているからだろうと思います。


そういう意味でも局所経気というのは難しくなってしまいます。

そして、局所経気が複雑になると治本法を曇らせてしまうのです。


なので通常の脉診をしただけで、治本法を決めるなんてナンセンスだと思えます。


もちろん、単純な例では、簡単に決まる場合もありますが、そんな人ばかりであるはずがありません。




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