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適応

水の飲み方も適応と不適応があります。

飲み過ぎも、飲まな過ぎもよくありません。


ただ、今は何でも摂りすぎていることが多いように思います。

栄養も水分も摂りすぎると逆効果です。


それが印象に残っているのは、高栄養のものを直接入れなければならない疾患の人の話です。

腸の疾患で普通の食事をとると腸に食べ物がつまってしまうので、鼻からチューブを入れて経管栄養をするのですが、これを行うと身体が非常にだるいと訴えていました。


栄養は毒にも薬にもなるのだと思います。

高栄養のものを、とってもとっても腸が、それを吸収してくれなければ身体に滞積するだけです。

アレルギー疾患も、うまく栄養を吸収できない人が多く、あまり栄養を摂りすぎても調子が悪くなります。


これも個人的に違いがありますし、その時の状態によって変化します。

鍼治療も全く同じことが言えます。


打てば良いと考えるのは本当に問題です。

何を狙っているのか?

どれぐらい、どれぐらいの刺激するのか?


それをわかっていないと何もはじまりません。

そして、それはいくら勉強しても知識ではどうすることもできません。

これが大きな大きな問題です。


同じように働き過ぎ、働かなさすぎ、運動し過ぎ、運動しなさすぎもよくはありません。

しかし、それは体質によっても違うし、その時の状態によっても違う。

だから同じにはできないのです。

人間の文化は同じにすることで発展してきましたが、同じではない人間の身体を無理やり同じにするから問題が起きています。


統計をとって利用しようとしても、統計は全体の平均値なので、役立つこともあれば、全く役立たないこともある。

それどころか悪化することさえあるのです。


標準と正しいは同じ意味ではありません。




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