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意識は、おせっかいかもわかりません。

相手は無意識に決めています。それを意識がなんとかしようとします。

意識は無意識に寄り添うだけです。

それしかできません。


しかし、意識は痛みや症状を完全にゼロにしようとします。

制圧して意のままに操りたいと思っているのだと思います。

そういう時には要注意です。


意識は考えます。

完全にゼロにできないのは術者のせいだ。

それこそ驕りの世界なのではないかと思います。


ゼロにならなくても10が3になれば十分だと思います。

症状があることで、その人は自分を保っていられることもあるのです。


その人の無意識を尊重すれば、こちらの意識が介入しすぎないことが大切だとわかります。

意識と無意識は、本当に面白い世界だと思います。


帯状庖疹は、本当に不思議な症状です。

最近、なぜだか帯状庖疹の人をみることが多くなったのですが、簡単に症状がなくなる人とそうでない人がいます。

治っているはずなのに痛みを感じる人もいます。


痛みがなくならないのは技術が悪いせいだと思う術者もいます。

しかし、そう思うのは術者の意識が勝ちすぎているからです。

後遺症は、それに気づくまで続きます。

それに気づいてもらえるようにすると痛みの頻度が確実に減ります。


そして、そのうちわからなくなっていきます。

そういう治り方をする病気もあるということです。




御薗治療院のライン公式アカウントを作りました。

是非、登録してみてください。

情報発信をしていこうと思っています。


今回は、意識の話だったので、一般の人にはかなり難しい話だったと思います。

しかし、感想文を見てもらうと想像以上に理解してもらった方が多かったと思います。


感じるということは何かの対象物に対してだけ感じるのではありません。

目の前に置いてあるものも、自分の身体の違和感や身体感覚、見えるもの、聞こえるもの、臭い、味など、それら全ての情報が途絶えることなく一瞬一瞬あり続けています。

全ての情報を全部感じているはずですが、意識はそれをまとめてしまうことで、対象物(自分が感じたい)しか感じようとしません。


多くの情報を全て感じとると処理が追いつかないのです。

それをまとめるのが意識です。


意識は記憶と連動しているので、対象物を感じとってそれを記憶するという行為を常に繰り返しています。

この作用があることで、人間は禁断の果実を食べたと言えます。


そして、その意識について注目してもらうということをやってもらった訳です。

もちろん、それは意識の全てではありません。

あくまでも対象物を作ったことで起こったものです。


これを理解しようとしないと次の話にはすすめません。

プロでも疑問に思うことを、わかるわからないは別として、なんとなく感じとってもらったのは、講演者としてとても嬉しかったです。


まさにわからないということをわかってもらえたのだと思います。

わからないことをわからないまま横においておくと、ある日突然わかるようになってきます。

算数のように論理的に1+1=2からはじまって微分積分ができるようになるという手順ではありません。

だから論理的ではないのですが、誰しも最初から知っていることなのです。

知っていることに気づくだけなのですが、論理が優先しすぎて見えなくなったものです。


その力を利用すると、様々な感じとった情報を意識して、それを記憶することができます。

それは一瞬で、様々な情報を得ることができます。


一瞬の情報だけでも多くの情報すぎてまとめられないし、文章にも残せません。

また、それを残したとしても、つながったりつながらなかったりします。


わからないことが前提となってわかるよになる。

みんな実は知っているのですが、意識が勝ちすぎて見失っている感覚です。

伝わらないものを伝えるというのはこういう意味なんだと改めて思う勉強会でした。




頭ではわかっていないと言っているけど、身体はわかっています。

逆に、頭ではわかっていると思っているのに、身体がわかっていないこともあります。

意識と無意識の解離です。


わかるわからないは、後付けの意識です。


歴史を勉強しても、その時代に生きていないので絶対に真実はわかりません。

いくら書物で勉強しても、それが本当かどうかなんて誰もわかりません。

数時間前の出来事でも脚色された記憶があるだけで、その記憶は正確ではありません。

大まかな記憶だけということです。

それを記憶したのは意識です。

記憶と意識、無意識は切っても切り離せない関係があります。


わかっていることなんて殆どないのに、わかったようなことを言う人は何もわかていません。

わからないことを楽しむことです。

徹底的にわからないままにする。

ある日突然、ああ~これか~というのがやってきます。

もちろん、その時わかっても次の日にわかるとは限りません。


わかりやすい説明は、逆に創造力を奪ってしまいます。

わからないことをわからないままにする自由を奪ってしまいます。

この仕組みがわかると教育の根本がわかるようになると思います。


わかるわからないは、意識が判断したことです。

身体はわかっています。

それがどのように起こっているのかを理解してもらいました。

頭でわかろうとしても無理です。


★★★★★★★★★★★★★★★★★

先日は、一般勉強会に参加させていただき、ありがとうございました。

濱井先生に教えていただいた呼吸法と運動法は、パソコン作業の合間にやっています。頭がすっきりして、やる気が戻ってきます。お茶を淹れて、うろうろするよりずっと効果的。足もポカポカして、いいことずくめです。

中村先生のお話は、何となくこんなこと?とか、おそらくこういうこと?とかすごく曖昧にしか受け取ることができなくて、でもだからこそ、それをわかりたいという思いが、自分のモノの見方をぐわっと広げてくれるような気がします。

わからないからこそ、家に帰ってからも考え続けます。それがとても楽しいです。

「自分がどんなことを思ってもネガティヴに考えたとしても、それをいい悪いで判断しないでください。

変えようとしなくていいんですよ。

ただ自分はそう思っているんだ。そう感じているんだ。そう意識するだけでいいんです。」


なんてことを、カウンセリングでいつも言っているのに、体となったら途端に「正しい、間違っている」に囚われる自分に気付いて、笑ってしまいました。

心や意識は、形がないから変幻自在。体は形があるから、正しい正しくないがあるはずという自分の思い込みに気付きました。

もう「体も液体だ!!」くらいに考えてみる?なんて思ったりして、そんな思考も楽しんでます。

実際、正しい正しくないを脇に置いて、とにかく「腰、膝、足」をやってみたところ、これまで痛くのなるのはいつも右足で左足は何ともないと思っていたのに、左足に筋肉の張りや痛みを感じるようになりました。脳と左足の間の回線が繋がったみたいな感じでしょうか。そして驚いたことに、左足に痛みを感じた瞬間、右足の痛みがすっと軽くなったのです。

いやもう体って本当に面白いです。

私は、心に痛みを抱える方にセッションを提供していますが、心を変えるには体にアプローチすることが、一番手っ取り早くて確実だと思っているのです。と言ってしまうと誰も来てくださらないので、なかなか悩ましいのですが。

それでも自分が信じていることを実践するために、これからますます体についての学びを深めていきたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

それから最後になりましたが、いつも丁寧にご案内くださる楽しい河辺さんと、温かい雰囲気でお顔を見るとほっとする藤島さんのお2人がいてくださるので、見知った顔が少ない場にものびのび参加できています。


本当にありがとうございます。また次の機会も、どうぞよろしくお願いいたします

★★★★★★★★★★★★★★★★★





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2011年10月1日より、午前の受付時間が11時30分までとなりました。

2015年4月1日より、月曜日が休診日になりました。

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