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肩凝りがあるからグイグイ押して~

って思う人は多いと思います。


グイグイ押されると気持ちいいからかもわかりません。

気持ちが良いのと効果があるのは全く違います。


気持ちが良いから効果があると思っていたら大間違い。

もちろん、痛くなる程、押した時も同じです。

強く触る、と弱く触る、の違いを知っている必要があります。


弱く触った場合、そんなものでは効かない!!

と思っている人は自分の気持ちよさが本位になっています。


つまり意識が勝っていると言えます。

例えば肩甲骨をわざとあげてみてください。

そして下におろす。

これらは意識的にできます。


肩をあげて肩を触れば当然ですが、肩が緊張しているのがわかります。

これは意識的です。

それならば、肩凝りは意識的に行っているのでしょうか?


誰しも肩凝りを起こそうと思って起こす人はいません。

肩凝りは無意識で起こすのです。

それは腰痛も全く同じです。

起こそうと思って起こしている訳ではありません。


問題は、その無意識にあるのです。


無意識で起こっているものに意識が満足するような方法では効果をあげることはできません。

つまり無意識を満足させる必要がある訳です。

だから意識が勝っていては肩凝りは治せないと言えます。


強く触らないと治らないと思っている人は、きっと効果の基準が違うのだろうと思います。

意識を満足させるのと、実際に緊張がほぐれるのは全く違うということです。




肩凝りや首の凝りは多くの人が訴える症状です。

腰痛もそうですが、意外にも腰痛の人は、首や肩の凝りのある人が殆どです。


ただ、自覚するかどうかは別ものです。

肩凝りや首の緊張を全く自覚しない腰痛の人が普通です。


足の痛みや膝の痛みも首や肩腕からくることも多いので、足腰に症状があっても必ず腕の状態をよく観察します。

手首の橈側(母指側)は、小指側より異常を起こしやすい側です。

ここが緩むだけで腰が楽になったり足が楽になったりすることもあります。


バランスを考えれば当然のことではあるのですが、それに気づかないで腰が痛いからということで腰を刺激すると余計に酷くなるパターンも多いのです。


まずは、自分の身体のどこが緊張しているのかを知ることはどんな症状の人でも重要なことだと思います。

そして、それを探すには、コツがあります。

ただ見るだけではわかりません。


そんなコツを専門家のセミナーでは話をしようと思います。



指を打撲して痛くて歩きにくい状態でした。


足の指の第四指のMP関節が腫れています。

打撲して、指が一時的に過伸展し腫れがでたのかもしれません。


しかし、問題は、肺の反応でした。

昨日の例と同じように肺と大腸の反応を調整すると腫れがなくなり痛みがひいて歩行が楽です。


指は一切触っていません。

腫れを確認しただけです。


肺の問題で呼吸が弱くなっていたところに打撲して必要以上に痛みが出たと解釈することができます。

打撲であってもこういうことがあるので、外傷は必ず外傷部位を処置しなければならないという訳ではありません。

その見極めが重要です。




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