- Shyuichi Nakamura

- Jun 30, 2023
足の指の第二指が腫れています。
すごく痛い訳ではないのですが、腫れを感じて歩ききにくいそうです。
触ってみると確かに腫れています。
腫れているのは指全体で他の指より太くなっている感じです。
当然、指の問題ではありません。
腸の上行結腸の反応でした。
上行結腸は、小腸から移行する部位で、盲腸や虫垂のある部位です。
どうもこのあたりは免疫と関係が深く、各関節の炎症を引き起こす要因になっているようにも思います。
ここの異常は、全身の関節に影響が出るので、どこに炎症が起こっても不思議ではない気がします。
たまたま、それが足の第二指に腫れとなってでていたようです。
また呼吸とも関係し、胸からも異常が起こっていました。
指の腫れがなくなると鼻が通り目の奥がスッキリしてきたみたいです。
腸と肺というと東洋医学では表裏の関係だと直ぐに思ってしまいますが、胸を触れてみると、かなり痛みがあります。
指先で触れるだけでも圧痛を感じます。
背中の緊張もあるので、あきらかに呼吸もできていない感じです。
肺から腸に影響し、指の腫れが起こっていた例です。
指は触ってみるとタコのような感じになっているから躓きやすくなります。
足の位置も胸の調整をした後はよくなっているので間違いないでしょう。
呼吸は関節の動きにも影響しています。
歩き方にも影響がでます。
だから、様々な部位と密接に関係しています。
- Shyuichi Nakamura

- Jun 29, 2023
学生では、よくあることですが、肘の痛みを訴えて来院する方も多いです。
しかし、よく観察すると肘は、そう酷くはない。
腫れも思った程酷くないのに痛いという子もいます。
そういう場合、肩甲骨の動きを観察すると、肩甲骨が内転下制しないことが多いのですが、これは投球動作で胸椎の上部を回旋させられないということを意味しています。
右投げの子なら右足で踏ん張って貯めを作ることができなくなります。
なぜなら、肩甲骨が前方へ移動しているので、足でバランスがとれなくなるのです。
それが日常化すると左足をついた時に左へ大きくズレるような動きをしてしまいます。
肘だけしか考えられない治療家には発想がないかもわかりませんが、そういうことが起こります。
ピッチャーは足腰が強くないと・・・
ということがよく言われますが、足腰が弱いとどうしても肩甲骨や肩関節でバランスをとってしまうのです。
片足になるのですからバランスが悪いと転倒してしまうので、それを避ける為の自然で無意識な行為です。
その無意識の動きが記憶されてしまうと、普段の動きも同様の動作をしてしまいます。
特にプレッシャーのかかるポジションだったりすると精神的にも問題がでて胸椎が動かず呼吸不足になったりします。
そういう考えがないと単なる肘の痛みであったとしてもどんどん悪化します。
そんな学生が多くみられます。
どんなスポーツもスポーツは破壊です。
修復できてこそなのですが、修復は、肉体だけでなく脳からの信号も修復対象になります。
- Shyuichi Nakamura

- Jun 28, 2023
背中や首肩の痛みがあるという方も多いです。
これらは関節の問題ではないことがあります。
背中の痛みがあり、調整すると楽になったけど、また痛みがでてきた。
という方があり、お腹の反応があったので精密検査をしてもらうようにしました。
問題は、背中や首肩にはなかったので、そういう判断をすることもあります。
症状を緩和させることが目的ですが、違う異常があった場合は、他の医療機関に判断を任せます。
そんなこともあるので、痛みは多くの問題を抱えているということがわかります。
痛みだけとれれば良いという考えはあまり良い考えではないので、そのあたりは注意しながら調整を行っていきます。
僅かな刺激で症状が改善されないのであれば、強い刺激を行っても同じ結果にしかなりません。
一筋縄ではいかないのが人間の身体です。
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