- Shyuichi Nakamura

- May 3, 2024
人は、いくつになっても、できるできないを捨てると大きく変化してきます。
できるから良い、できないから悪いという世界観でしか物事を判断できない人には全くわからない世界観だろうと思います。
得るものではなく、捨てるものを理解してもらえたと思っています。
捨てるものが理解できないと得るものはありません。
得ていると思っていても、実は得ていないのです。
それを理解してもらって、顔までスッキリして肩の力が抜けたみたいです。
技術を変えるのではなく、人を変える。
それが目的です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
これまでのことが色々と繋がる勉強会でした。
できる、できないの設定は無意識に決めてしまいそのあとはその設定通りに進んでしまう。
最初の勉強会に参加した時に難しい、わからないと設定してしまったのだろうと思います。
しかし、こう感じたのも一瞬で無意識に決めたことだと思いました。
逆に使えば結果も変わっていたと思うと無意識って面白いです。
今回も中村先生の治療を拝見させていただきましたが、リズム、選択、決断の速さ、また一段と早く感じました。
見ている側も非常に心地よい感覚です。
一貫してやることは変わらないのですが、以前より何を見ているのかを感じられるようになった気がし、技術やできる、できないではないことの意味が理解できました。
また、中村先生と本橋さんから「変わった」と言っていただけたのは、この勉強会で本当に学ぶものに少し気づけたからなのかなとこれまでを振り返りながら思います。
先生が「わかりたいと言う無意識の心の奥に隠された無意識が働いた」とのご指摘が自分の気づかなかった奥底の部分に気づかせてくださいました。
自分の気づかなかった自分に気づけるのがこの勉強会の醍醐味ではないかと思います。
毎回お忙しいところ勉強会、動画の編集などありがとうございます。
今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
- Shyuichi Nakamura

- May 2, 2024
今回のセミナーの出席者から感想を頂きました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
今回、今までで内容を一番理解し、自分の中で内容を処理するのに無理の無い講義内容でした。内容がすんなり入ってきたし、また理解も出来、先生の話についていけていることに、実は自分で少しびっくりしました。前はわからない事だらけだったので。。。
先生が一貫してお話しされる、意識が大事ということ。
これは常日頃から患者さまにも、私はお話ししている事ですし、意識で自分の周りの世界をいかようにも変えられると思っていたことですから、本当に同意していました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
というような内容の感想を頂きました。まだ、この後も文章は続いていますが、内容を落とし込んで頂けたと思います。
はじめての参加者の方も、勉強していた内容とかぶる内容だったので、「縁」を感じると言う感想の方もいらっしゃいました。
もちろん、最初からできる訳ではないし、診断をしようとするだけで身体が固まっていましたが、最初は必ずそうなります。
それで良いのです。身体が固まることを認識してもらえただけで十分です。これがわかると何を捨てなければならないかがわかってきます。
得るものではなく、捨てるものを理解することが大切です。
それを捨てることができると大きな変化を実感してくるのを感じるはずです。
その時点になってやっと「気」を操作できるようになってきます。
見えないものを見る力というのは、自分自身に向き合わなければ見えてきません。それを一番阻害しているのが自分自身の中にある固定観念です。それを捨てられないので、できないだけです。
どれだけ技術を学んでも、それに気づいていないと一生同じことの繰り返しです。うまくいったと思っても、すぐにうまくいかなくなります。
それを一定にしていくことは、著効を得ることより難しいのです。
次の方も、はじめての参加者で、今年から鍼灸の学生になった方でしたが、講習会の前の動画を見て頭ではわかっていたけど実際に見ると全く違い、魔法使いの種明かしを見ているような気分だったとも言われました。
そして帰宅後、同じことをやってみたけど、反応が浅いような気がしたというもっともな意見を言ってくれました。
「場」の変化を感じ取ってもらえたと思います。
「場」が変化すれば、できることとできないことが明確になってきたりします。
今後、治療家となっていくにあたり、宇宙的な世界観と出会えて刺激的でした。
というような感想も頂きました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
今回の勉強会は自分にとって神回だったやもしれません。自分自身が何を学んでいるのかがようやく見えてきました。 特に、施術の限界と、自分達に何が出来るかということを分かりやすく伝えていただきました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
というような感想も頂きました。
何度か参加してもらっている方ですが、いろんなものを落とし込んで頂いたと思います。
とっても嬉しい感想です。
殆どの参加者が同じような感想をもってもらえたみたいです。
できるできないではなく、何が自分に必要なのか?
何が必要でないのかを理解してもらうことが大切なのです。
特に必要でないものを捨てることが、とても大切なのです。
- Masamitsu Motohashi

- Apr 29, 2024
東京支部長の本橋です。
2024年4月28日(日)は中村秀一先生による約半年ぶりの東京勉強会でした。
いつもは感想文を書いていますが、今回は東京支部長としての所感も入れて書いてみたいと思います。
支部長としての立場としては、参加者の皆様に楽しんでいただき、皆さんの臨床に役立つものを提供したいとの思いがあります。
もちろん、それぞれの先生方の捉え方や今まで学んできたことが全く違うのですが、私としては皆さんがどう捉えているかを探りながら様子を覗っています。
今回も初参加の先生がいらしたのですが、わからないことに焦点を当たるのではなく、自分にも応用できることはないかと思ってアドバイスをさせていただくこともあります。
中村先生の気の話し、意識をどう使うかの話しは、初めての先生には難しいと感じることがあるかもしれませんが、現象がすべてです。
目に見えないけれども、実際に気の刺激で一瞬にして肉体が変化する、意識や気分が変わる、目が表情が明るくなる結果を見れば一番納得できます。
そして、その変化を起こすまでの過程は、光陰矢の如し、いや矢ってもんではありません。
膨大な情報を処理する能力は誰にも真似できないくらい速い。
それを自分でもやってみたいと思うから、チャレンジし続けることができます。
いつものことですが、とにかく自分に出来ることをやってみる。
遊びましょう!と中村先生はよく言いますので、私もその通りに遊んでいます。
仕事で遊ぶ?というと、誤解があるかもしれませんが、それくらい楽しい時があります。
それには、まず肉体を思い切り使ってやることだと思います。
体を思い切り使うことで心身が活性化してきます。
まず動く、そしてそれから色々と制御できるようになってくるのです。
私の経験ではそうなっています。
大阪と東京の支部長はその制御の仕方をそれぞれなりの方法でお伝えして、参加者のサポートもいたします。
いつもながら、哲学的なお話しもあり、毎回感心させられることがあります。
ハッと気づかされることも沢山あります。
それは本質を突いていて普遍的に生かせることも少なくありません。
だから何年もこの勉強会をやっているのですが、色褪せることがないのです。
次回の東京勉強会は、9月8日(日)品川開催を予定しています。
ぜひ遊びにいらしてください!
遊びが型になり、構造を捉え、やがて無意識の境地を体験するべく、成長できます。
そして、その先に見える景色はどんな景色でしょうか。
何もない無の境地かもしれません。
いつも何かを考えさせられる中村先生の勉強会です!





















