- Shyuichi Nakamura

- Mar 7, 2024
そもそも自分とは何かということを考える必要があります。
地球が今一瞬で消えてしまったら誰も存在できません。
急に宇宙に放り出されたら人間なんていないのと同じです。
それならば、地球の一部であり、宇宙の一部だと言うことになると思います。
こんなことを書くと、飛躍しすぎているとか意味がわからないとか言われるかもわかりませんが、本当に自分は存在しているのかという問いに答える唯一の瞑想と言えるかもわかりません。
もっともっと大きなものに揺り動かされている存在だと言うことです。
しかし、人は思考してしまうので、そんなことに目を向ける人は皆無です。
よく考えてみてください。気圧がちょっと変わっただけで体調に変化があらわれたりします。
天気が悪いと気分まで悪くなったりします。
これって地球の変化が身体にあらわれた現象です。
そこで気分が悪いのは何が原因だろうとかと考えます。
胃が悪い?
胸が悪い?
様々なことを考えますが、それでは明確な答えはでてきません。
もっと違うところに目を向けて、それが通り過ぎるのを待つことも大切です。
そうすると何でもなかったということもよくあります。
もちろん、待っても変化がないこともあります。
そこで何かを考えても遅くないだろうと思います。
当然ですが、あきらかに処置しなければならない状態は、その処置をした方が良いのは言うまでもありません。
- Shyuichi Nakamura

- Mar 7, 2024
症状がないのに治療できますか?
この考え方ができると、どんな症状でもバランスをとることができます。
症状がないので目標がありません。
しかし、完璧な人なんていません。
どこかに何かの異常があるはずです。その異常を見つけることで目標をみつけることができます。
症状に囚われない思考をすることが可能になってきます。
その為には、何が必要か?
それさえわかれば、腰痛だろうと肩こりだろうと、どんな症状だろうと調整することが可能になります。
健康状態をあげるということが私達の目標です。
座位で左のお尻をあげてみてください。
次に右のお尻をあげてください。
何か違いがあるはずです。
鏡の前でやってみてください。
身体の倒れ方が違うはずです。
あげにくい側は腰やお腹の筋肉を正しく使っていません。
それが後々の症状になってきます。
腰をまるめて同じことをやった場合と、腰を伸ばしてやった時でも違いがあります。
僅かな動きで人の無意識の動きは簡単にわかります。
スポーツをする人なら、この簡単な動きでどんな癖があるかがわかります。
左のお尻があげにくい人の場合、右から左へ何かを振るスポーツ、例えば野球のバッティングなどは、左へひねりにくいので、少し振り遅れる傾向になります。
ゴルフも同じですね。
そんな動作は、そのスポーツをやったことがなくても想像がつきます。
全体の動きと部分的な動きは全く違う場合があるので、動作が微妙に違うスポーツは、部分的な異常もわかります。
身体は無意識で動いています。
その無意識を知ることが大切です。
- Shyuichi Nakamura

- Mar 6, 2024
運動とは何ですか?
運動とスポーツは違います。
椅子から立つのも運動です。
しかし、椅子から立つのが運動だと思っている人は少ない。遠くまで歩くのではなく数歩歩くのも運動です。スポーツはゲームなので、ゲームには勝たなくては面白味がないので、勝てないとやる気がなくなります。そんなスポーツをしていると怪我したりするんです。試合前に怪我する子がいますが、無意識は、そのスポーツをやりたくないのかもわかりませんよ。
ただ、歩いているだけというのは、やる気が続きますか?
私は、そんな無駄な時間なんて必要ないと思ってしまいます。
私が幼稚園の頃、小学校と同じ場所にあって、小学生でもそこに行くのに、結構な距離を歩かないといけませんでした。今のように車で送り迎えなんてありえない時代ですから、毎日幼稚園に行くのに小学生と同じ距離を歩かなければなりません。
そして、中学校は、学区内では一番遠い場所です。歩いて30分ぐらいですが、途中には坂があり、延々と坂が続きます。自転車でも結構大変な坂です。それを毎日3年間歩いて通いました。
幼稚園から中学校まで、土曜日も授業がありましたので、ほぼ毎日歩いていました。
この時に強く思ったのは、バイクでも車でも良いから、自分の意思で自由に遠くまで行きたいなぁ〜ということでした。だから18歳の時に車の免許とバイクの免許をとって、自分の好きなところに移動できるようにしました。当然、乗りまくりました。
高校を卒業すると、鍼灸学校に通うのに、往復7時間ぐらいかかりました。電車とバスと歩きでそれぐらいかかりました。電車の中ですから、今度は静止していなければなりません。これがまた苦痛でした。
何の目的もなく、運動の為とか、健康の為に歩くなんて私には理解できません。目的があって、歩くのは、自分の身体をそこへ移動させなければならないからです。運動はそうあるべきだと思っています。
スポーツにも目的がありますから、それはそれで意味のあることです。身体を移動させる必要がないのに、無理に移動させることに意味があるとは思えません。
今は仕事場に行くのに30秒です。
笑えます。
それでは運動不足になっているかと言えば、毎日、7000歩ぐらいは歩きます。多い時は1万歩を超えます。椅子に座っていても足で軽く床を押すだけでも運動になります。意識の使い方で運動はいくらでもできます。
一回、しゃがんで立つというのも正確にやると、息があがるぐらいの運動です。数回やればかなりの筋力を使います。人のやる気って、それぐらいしか続かないんじゃないかなぁ〜って思うから、沢山運動しないでください。ゆっくり正確にやってください。ということをいつも患者さんには伝えています。健康になる為だったとしたら、それぐらいで十分じゃないかなぁと思います。













