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量子力学の視点を取り入れると、東洋医学の理解が深まると考えられます。 そこで、量子的な視点から東洋医学との類似性を考察してみました。


東洋医学は、西洋医学とは異なり、物質中心の世界観ではなく、概念自体を重視します。

その代表的な例が、鍼灸の根幹をなす経絡やツボが目に見えない存在であることです。 目に見えないからといって存在しないとは言えませんが、なぜ目に見えない経絡やツボの存在が信じられるようになったのかは、興味深い疑問です。


これは、経絡やツボの存在が長年にわたり語り継がれ、歴史的な背景が積み重なった結果、目に見えないにもかかわらず存在すると認識されるようになったと考えられます。

この構造は、神社仏閣への参拝や有名人のファン心理と似ています。 実態のないものが、人々の意識によって実体化される現象と言えるでしょう。


もし、人々の意識が経絡やツボのようなものを作り出したとすれば、再現性が確認されていないにもかかわらず存在するとされてきたことの説明がつきます。これは、物質中心の西洋医学の考え方とは明らかに異なります。 東洋医学を学ぶのであれば、この現象について深く考察し、理解を深める必要があるでしょう。


鍼灸学校では、西洋医学の解剖生理学を学んだ後に東洋医学の概念を学ぶという流れが一般的ですが、この教育方法が東洋医学の理解に最適であるかどうかは、再考の余地があるかもしれません。



目に見えない存在を信じることで、人々はその存在を現実に感じることがあります。


例えば墓参りや神社仏閣への参拝は、目に見えない先祖や神への畏敬の念を示す行為であり、唯物論者でさえ、先祖の墓を冒涜することをためらうでしょう。これは、目に見えない存在を確信しているからであり、たとえ目に見えなくても、人はその存在を実在するものとして認識し、行動に影響を受けているのです。


このような行為は、一見不思議に思えますが、人間社会ではごく普通に行われています。人が何かを強く信じ続けることは、何らかのエネルギーを生み出し、実際に身体にも影響を与える可能性を示唆しているのうだと思います。


二重スリット実験が示すもの


量子力学の二重スリット実験では、光子に「右側のスリットを通過する」という意識を200人以上の人が集中させることで、実際に右側のスリットを通過する確率が上昇したという報告があります。もちろん、まだまだ実験段階ですが、面白い結果だと私は思っています。これは、人間の意識が量子の振る舞いに影響を与える可能性を示唆しており、今後の研究が期待されています。


経絡やツボ


経絡やツボの存在も、このような意識と物質の関係性から捉え直すことができるかもしれません。信じる心が、目に見えないものを現実のものとする力を秘めているとすれば、経絡やツボもまた、信じる心によって存在し、効果を発揮すると考えることで、その不思議な現象を説明できるかもしれません。


歴史のあるものは、信念や概念から成り立っているものが多くあり、迷信と言えばそれまでですが、量子の振る舞いが人の意識によって変化する可能性があるのであれば、概念が迷信だと言い切ることはできません。


もし、このような意識と量子の関係性が明らかになれば、鍼灸治療はさらに発展する可能性を秘めています。

一般的な東洋医学を学んできた者にとっては、突飛な考えに思えるかもしれませんが、経絡やツボもまた、目には見えません。しかし、歴史や経験に基づく「ある」という確信によって存在し、効果を発揮していると考えると全ての現象が説明できるのではないかと思っています。

逆に、経絡を全く信じていない人にとっては、経絡やツボは存在しないとも言えるでしょう。目に見えない以上、それは当然のことであり、宗教における信仰と同様に単なる概念だと言えます。


しかし、この概念こそが人間の行動に大きな影響を与えているとするならば、医学そのものを見直す必要があるのではないかと思えます。


この考えに至ったきっかけは、腹診の図が開発者によって異なるという事実でした。同じ腹部を見て、全く異なる臓腑の配置になっているのは、経絡やツボの適応を診断する診断図そのものが、信じる概念によって存在し、開発者のシステムによって、その位置や状態が簡単に変化してしまうということを示唆していると考えられます。耳ツボ、足ツボ、高麗手指針なども同様の構図です。


経絡やツボの配置が流動的であり、信じる心によって具現化し、変化するとすれば、これらの記述の矛盾を説明できます。そして、開発者の背景や経験によってシステムが異なるとすれば、このような現象が起こることは不思議なことではないと納得できます。


科学もまた、仮説を信じることで発展してきました。「ある」という思いが経絡やツボを出現させ、現実を創造する力を持つことを証明できれば、この考えを裏付けることができるでしょう。




手の腱を、ちょっとした事故で断裂させてしまった方が、手術を受けて、やっとギブスが外れた状態でした。

一回目のリハビリでかなり痛い思いをしたらしく、貧血で倒れてしまったみたいです。


動かさなければならないのは当然のことですが、今まで固定されて動かなかったものを急激に動かしたら痛いに決まっています。そこで理学療法士が、「次くる時はロキソニンを飲んでから来てください」と言ったそうです。


「はぁ~」


人間を機械かなにかと勘違いしてない?

エンジンですら、難年も放置したら急激に高回転で回せば調子悪くなるのに、人間の身体をなんと思っているのか?

そんなことを言える医療者が不思議でたまりません。しかも痛み止めは、注意深く使わないといけないタイプの人です。


車に乗るのも片手だけでなんとか乗れるという状況です。

そんなに酷なリハビリが今必要あるの?

と思います。


私の調整は、ちょっと動かし方を指示しただけです。殆ど触れてもいませんが、指が動きはじめてきて、自分の指を動かしている実感が出たと言って喜んでいました。

そして、帰り道の車の中から、こんなメッセージを送ってくれました。


★★★★★★★★★★★★★★★★★

凄いんです!

玉城に入ったくらいで左手中指がハンドルに手を添え始めて!


今まで人差し指と親指の間にハンドルを挟んでいただけなんです。


左折右折は右手だけで動かしてました。多気町に入って右折する時、左手も一緒にハンドルについてきていてビックリ!肘も動くようになったのからかなあと。手首でハンドルを押さえてる感じもあって感動てした。

★★★★★★★★★★★★★★★★★


動かせるようになったら、勝手に動いてくるんです。それが脳の仕組みです。

無理やり動かそうとしなくても動くようになるのです。

無意識に元に戻ろうと動くようになります。それが自然の泄利なのです。

強い力を加える必要はなく、指示するだけで違ってきます。

ただ、それをやるかどうかは本人次第です。


私は常に指示するだけです。 

単純な指示だけですから、わかりにくい指示をしたことはありません。しかし、真剣にそれをやってみないと、いかに難しく簡単でないかが絶対にわかりません。

難しくてもやり続けられる人だけが治っていきます。


できる人とできない人というのは、その説明の仕方ではありません。なぜなら、やり方は単純なことだからです。

それ以上説明のしようがないほど単純なことです。

しかし、なんど説明しても忘れてしまったからと言って同じことを初めて聞いたように聞いてくる人も多くいます。


でも、私はそれを良いとか悪いと思わず、時間のある時は丁寧に説明します。

単純なことですから、時間があれば何度でも納得いくまで話をします。


やりたい人は何が何でもやりますし、そんな人は、次に来た時に必ず上手くなっています。

やりたくない人は、どれだけ言っても、丁寧に説明してもやりません。

その人が最初から決めているので、その無意識を変えようとしても無駄な努力に終わります。

治りたいのか治りたくないのかすらわかりません。

だから、私は、そのことに感情を使うのをやめています。


やっているかやっていないかは、目の前で動きを見せてもらったらすぐにわかります。

指示したことをやっていない時は修正の方法を伝えます。


長く治療家をやっていると、本当にそういうことがよくわかるようになります。


リハビリをして痛みがあったら、次にリハビリを受ける時に、どうしても肩に力が入ってしまいます。そんな状況で良くなるとは思えません。感情は目に見えるような実態がありませんが、実は目に見える以上に実態があるのです。

きっと、その担当者は、自分が治してやるとか、自分が治さなきゃ~と言う気持ちが強いのでしょうね。

そういう気持ちは、崇高なことなので否定はしませんが肯定もしません。


リハビリ治療が、よほど辛かったのか動くようになって指先の実感がでてきたら涙していました。

そういう感情を起こせてこそ人は変化してくるのだと思います。

しかし、それはその人自身が持っているものです。

ただ、その感情が長く続くとは思っていません。

また、変化してきます。

それも受け入れつつ、自分のやるべきことをやり続けます。


さぁ~これからが問題です。

この感情を保たせたまま、どこまでやってくれるかは、その人に任せます。

その人の人生ですから、その人が全てを決める。

それに口出しをしない。


口出しして無理やり良い方向に連れて行っても必ず元に戻ります。

その人が望んでいることなので、それを修正することは自然に反することなのだとも思います。

ある意味、治療家というのは、自然に反する行為なのかもしれません。

そのことを治療家は絶対に忘れてはなりません。


今後も注意深く観察していきたいと思っています。


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初診の方は終了30分前に受け付けをしてください。

2011年10月1日より、午前の受付時間が11時30分までとなりました。

2015年4月1日より、月曜日が休診日になりました。

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