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情報を伝達すると何が起こるのか?

身体に情報を与えると、無意識の腦は、それを認識します。

例えば上腕二頭筋に熱の反応があると判断したら、上腕二頭筋に熱があるよと脳に教えます。


この時の情報は、熱があることだけを伝えます。

そうすると、無意識は勝手にそれを修正しようとしてくれます。


術者が、この熱をとるにはどうすれば良いのか?

と考えるのではなく、あくまでも情報を流してあげるだけです。

すると無意識は、それに呼応するように身体が反応します。


ただ、術者が無意識に情報を伝えるというのが難しいのです。

なぜなら、術者の意識が語りかけようとするからです。

それではうまくいきません。


術者はあくまでも無意識に語りかけるだけです。

そうすると無意識は動いてくれますが、術者がなんとかしようとすればする程、無意識は反発します。


ストレッチをやったらわかると思います。

硬い身体を無理やり曲げようとしたら、身体が反発してしまいます。

つまり逆方向に力を入れてしまうのです。


曲げようとしているのに伸ばそうとする筋肉を使ってしまうということです。

それでは本末転倒ですよね。





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