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全てが良くなる訳ではない

世の中には治せない疾患もあります。

しかし、チャレンジはできます。


そして、それが本当かどうかは、あらゆる手段を尽くしてから判断すれば良いと思っています。

様々な方が来られるので、驚くような症状の人もいます。

しかし、本質は同じです。

時々、自分でもそれが信じられないこともありますが、必ず元は同じなのです。


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中村先生、今回も貴重で楽しい講義をありがとうございました。


他の方の感想と重複する部分も多いですが、あえて自分の言葉で感想を述べさせていただきます。

全体を通して驚きの連続でしたが、正直、最初の1時間が衝撃的で、興奮が収まりませんでした。


原始東洋医学のお話。9月の大阪での勉強会でもお聞きしていた内容でしたが、さらに進化しており、初めて本物の東洋医学に触れた気がしました。


「東洋医学は時間を超える、遡ることができる」 すなわち、患者さんの複雑化した症状をそのまま捉えて何とかしようということではなく、初めに陰陽、右か左かにもう一度立ち返り、そこから、氣水血、虚実、表裏、寒熱などの要素を選択していきながら、ニ進法によって積み上げていく、読み解いていくことによって、患者さんの状態を術者の感覚で診断、把握することができる。


中村先生も仰っておられた片付けの話で例えるなら、患者さんの現在の複雑な症状が部屋が散らかった状態で、それらのものがもともと部屋のどこに配置されていたのかを辿っていくのと同じ。

片付けの場所がわかればあとは片付けるだけ。


そして、それは意識を使えば一瞬でできるのだと知りました。

今日初めて、単純な方法論ではなく、これまで中村先生が何をされていたのか、その一端を垣間見た気がしました。

そして、これまでにご指導いただいてきたことが、直感的に繋がりました。


個人の主観ですが、西洋医学の時間は過去から未来に向かって流れます。もう少し早ければなんとかなった、残念ながら手遅れです、という言葉がそれを表しています。

そういう事例も確かにあり、ある意味それは真実だと思います。


私の妻は6年前に突発性難聴になり、今も左耳がほとんど聞こえません。

中村先生に一度診ていただいた後も自分なりに診断して施術していますが、なかなか効果が見えない状態が続いています。


今日の講義を聞いて、自分自身が東洋医学の本質をまったく理解していなかったことと、診断をする際の設定が曖昧で、そこから導かれた診断も曖昧だったことに気が付きました。

そして何より、西洋医学的な考えで、もう発症から6年も経過しているので、今からの回復は無理かもしれないと勝手に決めていましたが、東洋医学なら時間も戻せるかもしれんやん!


と思うと、ずっと興奮が抑えられませんでした。

東洋医学って凄い!!


どんな病名がついていたとしても、東洋医学の原点に戻って診断を積み重ねた時に、自分にも何か出来ることがある。何か変化が出たときに感動し、感情が動いて、また制御、認知、記憶、分析、感情とループが繋がっていく。


本当にそのことの繰り返しですね。 今回の勉強会の大きな感動を糧にして、そこからまた、新たなループに繋げていこうと思います。


御薗治療院の勉強会はいつも楽しく、笑顔で受講させていただいています。

楽しみながら高みを目指すことができる貴重な機会を本当にありがとうございます。 ------------------------------------------------------------



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