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上部肋骨と肩甲骨

上部の肋骨は、肩甲骨の動きと密接に関係します。

よく肩甲骨剥がし、という言葉を最近聞きますが、肩甲骨の動きのバランスが良いと体幹上部の動きがよくなり呼吸は深くなります。


ただ、肩甲骨の動きが良いと言っても、よく動くことが良いとは限りません。

動きのバランスが良いということが大事です。

一般的には柔らかい関節が良いとされますが、柔らかい関節は支持する力が弱いという弱点があります。


可動域は大きくなくても前も後ろも均等に動くことが大事です。

一見すると肩甲骨が浮き上がっているように見えて動きが良いと感じる人もいますが、下方向には動きが悪かったり前に動きにくかったりすることがあります。

つまり動きが片寄っているということです。

肩甲骨と肋骨は一つの関節(スライドするような形の関節)である肩甲胸郭関節という関節になっています。

肩甲骨は鎖骨と靱帯でつながっていて、鎖骨の内側は胸骨とつながっています。


つまり肋骨の上をスライドするように動きつつ、前側にある胸骨にも鎖骨を通して影響しているということが言えます。

肩甲骨が均等に動けば肋骨も動くということです。

肋骨が動けば呼吸も深くなるということになります。


当然、肩や首の緊張にも大きく影響します。


そのためにも肩甲骨を動かすイメージというのがとても大切になってきます。

イメージなくして動きません。


気が動いて、水や血が流れるということです。




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