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日々発見

人の身体を観察していると日々発見があります。

こんなところに、そういう反応があるのか~。

というようなことが多々あります。


神経や血管、リンパの走行部位に異常反応があり、それが首で見つかったものをたどっていくと、足までつながっていることもよくあります。

そして常に思うことですが、そういう異常反応が複合して単純に思えるような症状を出しているのだということです。


学生の時は、単純に神経の走行や、それがどことつながっているとか、どの筋肉に支配が及んでいるとかを覚えることに何の意味があるのか?

ただ闇雲に覚えても、その理由を考えることも、教えられることもないまま、暗記させられることに何の意味があるのかと思ったものです。


しかし、その走行がどこにつながっているのかを今は簡単に3Dの解剖図で調べることができます。

もちろん、大まかなものですが、それでも単なる図と3Dでは大きな違いがあります。


そのうちに、VRのゴーグルをかけて、それを調べることができるようになってくるだろうと思います。

そうなると、何に影響しているのか、どんな作用をしているのかというのを簡単に知ることができるようになってくるだろうと思います。


あきらかに臨床の幅が増えるはずです。

今まで治せなかったものを改善できる可能性がでてきます。


以前書いた三叉神経痛の例も、神経のどのあたりまでが異常であり、どんな状態になっているのかがわかれば、今後どのようになっていく可能性があるのかというようなことまで予測を立てられるようになってきます。


本当に面白い世界です。

たった数千円で、そんなソフトを使うことができるのですからね。


実は、30年程前に、これと同じような機能をもった(使ってないでわかりませんが、そんな感じの宣伝でした)ソフトが30万ぐらいしていたと思います。

凄い進歩なんじゃないかと思います。


きっとVRゴーグルをかけて人体を探索する時期もそう遠くないと思います。




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