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東洋医学は、ある意味 こじつけ の部分があります。

同じお腹を見ても同じ診断点にはなっていません。

解釈によって違いがあります。

解釈というよりシステムの違いだと説明しています。

WINDOWSとマック、リナックスの違いのような感じです。

よく似ているけど同じではない。


そういうところがあります。


現代は、曖昧さを敵のように考える風潮がありますが人間の身体は曖昧です。

雑味がある。

雑味があるのを割り切ろうとすると必ずどこかで不具合が出てくる。


私も最初は身体は理路整然としているものだと思っていました。

しかし、よくよく観察してみると理論どおりにはいかないものです。


割り算で余りが出るのと同じです。その余りがやり方によって違いがでてくる。

そんなイメージです。

無理やり割り切ろうとすれば必ずしっぺ返しがきます。

無理やり治療しようとすればしっぺ返しがきます。


★★★★★★★★★★★★★★★★★

中村先生 先日は充実した時間をありがとうございました。


以下、勉強会の感想になります。

拙文で申し訳ございませんが、ご査収のほどよろしくお願いいたします。


今回の勉強会のテーマは脈診。 畑違いの私は事前資料を拝見し、未知のことで構えてしまった。

しかし、先生は東洋医学は曖昧、こじつけと表現されて話をきいているうちにこの2つの言葉が実は大切なキーワードなのかも知れないと思い、この曖昧、こじつけをどのように考えているのかと思った。


これまでの勉強会での疑問や分からなかったことは2つの言葉のせいではないか、この2つの言葉を自分のものにしているから世界観を広げてあのような治療ができるのだと思った。


脈診も様々な設定でどんどん発展させていくのは本当に驚いた。

曖昧だから分かりづらく、一つ一つ確認していく地道な作業で更にスピードが必要なため頭がパニックになるのかなと思うが、逆にそれが本質なのかもしれない。


やはり考えるよりやり続けるしかないと改めて思った。

また、今回は明らかな症状があるなかで治療を受けさせていただいた。


今までは治療の早さに圧倒されあっと言う間に終わってしまったが、スピード、リズムが大事だとおっしゃる意味がわかった気がした。

先生の手からは迷いがなくドンドン異常部位を当てていく感じは今までと異なる体感でただただその場に浸ってしまった(驚きのリアクションが小さくてすみません)。


毎回参加する度に何か新しい新鮮な感覚になる。

恐らく中村先生のおっしゃることは何も変わっていないと思う。

しかし、毎回新鮮な気持ちになれるのは中村先生が参加者の反応に合わせて勉強会を進めているからだと思う。


分からないことが楽しめるのは本当に貴重な勉強会だ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★


毎回、キーワードがあります。

そして、人によって、自分のレベルによって受け取る側のキーワードが違います。

畑違い、実力違いのある中で、その最大公約数を求めるのは真理しかありません。


常にそれは変わってない。

それに気づいたら自分の中で消化できます。



この勉強方法は私も全く同じです。


聞き流すだけの睡眠学習


聞いたり見たりしてもわからんものは置いておく(決して忘れる訳ではありません)

問いただすのではなく、放置しておいて違うところから理解しようとすると、いつのまにかわかったりするのです。

残ったものを実践するというのも同じです。


「縁」ですね。

学習も「縁」だと思っています。


★★★★★★★★★★★★★★★★★

私の勉強法は、言葉にするのが難しいんですが、スピードラーニングまたは睡眠学習(笑)

ただ聞き流すだけ(笑)。


いろんなことを同時に聴いて聞き流して、残ったものを実践して、これまでやってきたこと、氣づいたことなどと結び付けたり、ちょっと調べてのつなげての繰り返しです。


めちゃくちゃ怪しい勉強法?

ですが、やっぱり無意識ってスゴイです。


無意識が勝手につなげてくれたりします。

また、やはり長年肌で感じてきたり、先生の治療を見てきたので、モノマネみたいな感じでやってみると、ふっと降りてくるというか、わかることが多々あります。

やっぱり、なりきることと、そして、それをイメージすることが大切だなといつも思います。


治療を直接受けると、ふっとわかることもあります。

武術を習うときも、技を受けると直接伝わるものがあり、それが技を出す側の意識なんだと思います。


意識は肌を通じて伝わります。


これは古武術の先生の言っていることと先生の言っていることとも一致します。

というわけで今回の勉強会も聞き流すのが目的ではありましたが、ちょっと氣になったのが脈診と体外経氣でした。


先生の勉強会や、直接話を聞いているとキーワードがあります。

私が意識しているのは、まず、イメージング、設定ですね。

私自身は、ディワーク的な基準を設定しています。


勉強会に参加すると、自分が何を見てきたかが、はっきりしてきました。

そして私が取り入れていきたいのはやはり、先生のやっている東洋医学的観点です。


東洋医学的な観点としては、治本、治標、局所、陰陽表裏虚実寒熱、天人地、氣水血、で、今回は陰陽五行もでてきました。

だからと言って、私なんかは基本的にすべて聞きかじり&聞き流しで、まだまだ東洋医学どころか、経絡さえはっきり言ってまだわかっていません。


さらに心理的、環境的な要因、体外経氣などの要因があるので本当に混とんとした状態です。

勉強会で私がいつも理解しようとするのは先生がその言葉に対して持っているイメージとか定義づけみたいなものです。


それを知ることで、自分のものと対比できて、自分のできることできないことがある程度明確になります。

するとパズルのピースが少し埋まって、何回も聞くとすっと入ってくる言葉が増え、同時に自分のできることが少し増えていることに気づきます。


そんな感じでいつも勉強会は出席しています。

もちろん意味とかはあまり関係なく言葉の音だけで返ってくる反応もあるようですが、まあそれはそれでまだちゃんと検証できれていないし、なんとなく停滞する時期もあり、まだまだ混とんとしていることには間違いありませんが、そのまま受け入れてやるんだ。

という先生の言うことを励みにしながら、そうやってきて一定の成果は上がっているので、そこがまた本当に面白いと思います。


脈診は何年も前の勉強会で聞いて、これは関連性づけられるなと思ったのでやるようになって、今回の勉強会で、より広がりがでそうな氣がしました。引き続きパターンを変えてやっていこうと思います。


さらに、これもようやくといわれるかもしれませんが、虚実寒熱も本格的に要素に入れる時期がきたようです。

まだその中身がはっきりしていませんが、また何度も使いながら先生の言葉を聞きながらやり続けたいなと思います。


また、最近ではようやく体外経氣の話なんかがちょっとは入ってくるようになったので、今回の意識階層の話も、すこしづつ取り入れるというより、まずは慣れていきたいと思います。


かつて、まさにこれから独立するという時、トレーナーとして自分はある程度どんなふうになっていきたいかという像を描いたとき、やはりあの若い日に受けた衝撃が頭の片隅にあり、あんなことが治療家としてではなく、自分がやろうとするボディワーク、トレーニング指導というか運動指導でできたらいいな、ということがありました。


初期のころは自分のやってきたことがどんどん崩れて、どんどん一般的な運動という概念から離れていくので、お客様に受け入れられるんだろうかという不安もありましたが、今は一周回って、その、やりたいことの核心にだんだんと迫ってきているようなきがして今後も楽しみです。


そんな進歩のゆっくりした自分ですが、先生曰く、やはり、当初治療を受けた私の反応(つまりあまり違いがよくわからず首をかしげてる)を見て、なんで続けてきてくれるんやろ?

というほどわからない感じの人だったということでした。


いずれにしても継続的にいろいろ試行錯誤してきた結果、いつのまにか、全くそんなつもりもないのにミラクルとかなんとか言われるようになって、県外からセッション依頼が来るようになって仕事も増えてきたことは本当に先生、そして御薗治療院とのご縁のおかげでありがたいと思っています。


最近中村先生の勉強会を受けられている方々は皆さん、違い自体はよくわかっている先生方ばかりですから、私もしっかりついていけるようにもっとアホ度を上げられるように加速していきたいなと思います。


そして今度はさらにその先、核心に来た時にまた現れるのは何かなという期待も今回は少し感じることができたので、まだまだ精進していきたいなと思っていますので今後ともよろしくお願いいたします。


★★★★★★★★★★★★★★★★★


どんな学習でも本気になると、自然にこういう形になるのかなと思います。

殆どの人は本気ではありません。

教えてもらおうとします。

自分のイメージしている何かに焦点を合わせて、ヒントを得るという立場なら、私の話はいくらでもヒントがあると思います。

一から十まで教えてもらえば良いと考える人は他の勉強会に行ってしまいます。

私が考えるプロというのは自分の目で見たり聞いたりしたことを、自分に取り入れ実践していくのかを考えられる人のことだと思っています。


自分の経験や知識を総動員してわかろうとする。

それで良いのだと思います。


だから私は方法論を教えません。

一般受けしないのは十分理解していますが、方法論は、人を駄目にしてしまいます。

ある程度のところまでは、できるようになっても、それより先ができなくなる。

そして次はどうすれば良いのかを人に聞くようになります。


それではプロとしては失格です。

苦しんでも自分で感じ考える。


これが基本です。

しかし、そんな思いを持った人が勉強会に来てくれるようになったことを私はとても喜んでいます。

本当にありがとう。





最初は、患者さんとして来られた方でした。

今でも自己ベストを出した~と言って喜んでいたのを思い出します。

25歳で自己ベストって結構年齢が高いんじゃないかなと思っていたのでよく覚えています。


私も、その頃は、確かに、かなり試行錯誤している時期でした。

より良いものを見つけようと苦しんでいた時です。

新しいものを生み出すためには試行錯誤して、自分の中に落とし込む必要があります。


その為には、一つ一つ確認しながら、あっているのかあっていないのか?

常に検証しながら行うので、時間が足りません。

次から次にくる患者さんに対応しつつ、確認作業をしているので、なかなか自分の思いどおりにいかないことにも苛立ちを覚えていました。


この頃から診断には絶対にスピードが重要だと思うようになりました。

同じことをするなら時間が短い方がレベルが高いはずと思ったのもこの頃です。


だから毎日頭はフル回転です。

そんな時に来院してもらった患者さんの一人でした。



★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京2023.7.23勉強会感想


先日は勉強会を開催していただきありがとうございました。

初めて治療を受けたのが、忘れもしない1996年7月私が確か25歳の夏です。


なぜ忘れないかというと、当時私が一生懸命やっていた陸上競技の大事な大会である三重県選手権の直前だったからです。

ハードトレーニングの谷から上がってくるはずのコンディションが試合の1週間前になっても戻らず、たまたま知り合いから教えてもらって「気功」という言葉の神秘に最後の望みをかけて、治療を受けました。当時、もしかしたら巷で気功というのが若干話題にもなってたのかもわかりません。


治療を受けた時の感想は「なんじゃこりゃ?」でした。

でも、途中の感覚は割愛しますが、結果として1500mは自己記録で優勝しました。

これには驚きました。トレーニングとその方法や栄養、休養以外でもっと大事なことがあるかもしれないということにこの時氣づきました。


私は当時から体育科学系の勉強をしていて、治療というよりパフォーマンスを上げるということにしか興味のない人間でした。先生の治療を時々受けながらトレーニングをして、どうしたら、効率よくトレーニングができるか試行錯誤をしている時期でした。


先生にも色々と聞きたいことがあるのですが、何から聞いていいかもわからないし、聞いてもわけがわからず、そもそも次の患者さんもいるのでそんな時間もありません。


たまにアドバイスをもらっても、それがどういいのか全く分からないことばかりでした。


当時の先生は今ほどスタイルが完全に確立していたわけではなかったかもしれません。

何しろ毎回違うことをされていたので、先生は一体何をやっているのか、何を狙っているのかさえ分かりませんでした。


そんな感じだったので、とにかく何でもいいから、トレーニングして、ここぞというときに治療を受け、その後どんな感じか、あるいはある場所に針を打たれて何か感じたら、またしばらくしてから自分でもせんねん灸なんかでお灸をしてみたり、先生から聞きかじったことをいろいろ練習に取り入れてみたりして何年か過ぎました。


先生の言っていること自体にも少しは慣れてきたころから、色々考えると細かい身体の動きと結構関連しているなという直感が働き、そういうことをやっているボディーワークに目をつけてそれを実践、勉強することにしました。

そんなこんなでそれが一定の形になりスタジオを立ち上げ独立しました。


その頃、初めて中村先生と直接いろいろな身体の話をするようになり、2014年だったか、先生の勉強会が名古屋であったときに初めて中に入れてもらい、初めて種明かし!?

を教えてもらえたのでした。


もちろん全部が全部あーそうやったんか!!

とはなりませんでしたが、暗中模索でやってた時より格段に一機にパズルが埋まった感がありました。


★★★★★★★★★★★★★★★★★

長文なので続きます。








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初診の方は終了30分前に受け付けをしてください。

2011年10月1日より、午前の受付時間が11時30分までとなりました。

2015年4月1日より、月曜日が休診日になりました。

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