- Shyuichi Nakamura

- Aug 17, 2023
咳が出るとどうしても肋骨が硬くなります。
また横隔膜も緊張したりして、呼吸を狭めてしまいます。
咳は、体力をかなり使うので、呼吸ができないと、なかなか太れなくなったりします。
横隔膜を上手く使えないからだと思いますし、それぐらい体力を使うのだろうと思います。
風邪をひいて咳がでて胃腸にくるというのも横隔膜が鍵を握っているように思います。
胸が硬くなると胸の筋肉は当然緊張します。
胸だけでなく、広背筋や肩甲間部の筋肉、そして肩甲骨の動き(肩甲胸郭関節)、肩や肘、手首の動きまで片寄っった動きになってしまったりします。
また側頸部のリンパ管や前頚部のリンパ管、顎のあたりのリンパ管の腫れも起こって、顎の動きまで悪くなったりします。
顎は呼吸の最後の砦です。
最後の呼吸は顎で行います。
よく観察すると胸も右と左で違いがでてきます。
そうなると、必ず胸の幅が左右で違ってきたりします。
バランスというからには、何かの基準が必要です。
もし、身体の中心線が一つの基準になるとしたら、胸の左右差は一つの基準になります。
もちろん、一つの基準です。
差があるから悪いのではなく、機能が落ちやすい。または落ちているということを身体の形があらわしているということです。
目標は咳を止めることではなく、そういうアンバランスをできるだけなくすことです。
そうすれば自然に治まるものは治まってきます。
だから咳だけを止めようとしても難しいのだと思います。
- Shyuichi Nakamura

- Aug 16, 2023
やっぱり、水の流れが悪くなる可能性が高くなります。
特に首や肩、頭で症状の強い人は、左右のどちらかに片寄った反応がでます。
片寄った影響は、そこでストレスを生み、やがて症状となってあらわれます。
当然、頭の重みや目眩、頭痛などの症状も多くなります。
また、台風が来ると眠りが浅くなったり眠れなくなったりします。
これは肝臓の影響の可能性が高いので、気の低下が起こっているのでしょう。
私も少し眠れませんでしたが、台風が過ぎ去ったらぐっすり眠れました。
興奮するんですよね。
今回気づいたのは肘と膝への影響です。
水の流れと関係があるのか、肘と膝への影響が強くなってました。
あと第二中足骨から中間楔状骨の問題も起こり、これが脛骨にも影響を与えています。
膝には、その影響がでている感じですが、これと仙骨とも関係します。
関節の問題は関節障害だけがあらわれるのではなく、このような台風からの影響も受けます。
その前の胃アトニーの話ともつながってくると思います。
胃腸の調子が悪い人が多かったのも、この天気の影響もあるかも?
と考えると気象が身体に与える影響も計り知れないと思います。
しかし、あきらかな症状ではないので、それを確定する方法はありません。
私達の仕事は、そういう目に見えない身体への影響をできるだけ探ることです。
もちろん、わからないことも多いですが、わかることを一つ一つ探ってく作業が必要です。
- Shyuichi Nakamura

- Aug 15, 2023
今、まさに台風が来ている中で投稿を書いています。(2023年8月14日10時55分)
台風が身体に影響があるのは何となく誰しも感じることなのではないかと思います。
子供の時は、台風が来ると何故かソワソワして勝手にテンションがあがってしまいました。
そんな感じになる人は少なからずいると思います。
身体に受ける影響は、各個人の弱い場所に問題が出やすくなるようです。
それは当然のことだと思いますが気水血の問題では水の流れの異常が大きいように感じられます。
もちろん、水の流れの異常も普段から弱っているところに出やすいのですが、特に筋肉に影響することが多くなるようです。当然ですが内臓にも影響します。
内臓では肺や心臓と言った循環系の問題が多いような気がします。
関節では肘や膝に影響することが多いようにも思います。
足首や手首とは違い、「水」を吸収する機能が肘や膝にはあるのかもわかりません。
経絡としては胃経の問題が多く、胃経でも体幹部に反応が多くあり、ある人は、左太一 ある人は右承滿の反応がありました。
これらの反応は、経絡にあらわれる台風の影響と考えられます。
胃の調子と「水」の流れ、「水」の流れから心臓や肺の循環系に影響するということを考えると気圧の変化は、これらの臓器に影響する可能性が高いと考えられます。
胃経の問題を解決するだけでは駄目な場合、脾経も補助的にあるようです。脾経は左天谿が主になっている感じです。
あくまでも台風の影響という限定的な問題を調整する問題ですが、これは重力軸にも影響しているようです。立位や座位で僅かな、体重移動をするだけでも台風の影響を避けるか軽減させることができる可能性があるのは面白い現象です。
これらは一つの可能性であって、絶対ではないし、どの位置がポイントかは人によって違いがあるので確定ではありませんが、一つの参考例として面白いと思います。



















