- Shyuichi Nakamura

- Oct 19, 2023
関西での勉強会に参加して頂いている先生が治療と見学に御薗治療院に来院されました。
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昨日は御薗治療院での初めての治療と見学をさせて頂き大変お世話になりました。
有難うございました。
まとまりきらず拙い文章になりそうなので、治療・見学を踏まえての気付いた点や自分の思い、感想などを箇条書きで羅列させて頂きます。
・憧れて目標としている氣の医学を体現している中村先生の治療スタイル、思想を直に体感し、イメージを肚に落としこみたいと思ったのが見学の動機です。
・御薗流の治療のシステムの特徴が、座位で短時間であるが故に意識を集中して行えること(ベッドに寝た状態で時間をかけることの弊害を理解し減らしたいと思います)、先生の手足の力が抜けたリズムの良さ、早さ、軽さを再認識。
・観察・診断・治療・確認。このサイクルを繰り返すことで効果が明確にわかる。確認を怠らないこと。
・治療効果が出ることで、自然と患者さんの姿勢が変化し、感嘆の声が起こり、自分の体への意識が高まっていることが見て取れました。
・御薗治療院の患者さんは、完全な受け身にならず、意識が自分と向き合うようになっているように感じました。
・先生の「症状を取ることが治療ではない」との言葉が、私の解釈ではただ治れば良いというのでは、また同じ状態を繰り返す。病気の原因は、その人の偏った姿勢や体の使い方、考え方、あるいはちょっとした気候の変化や人間関係など内的外的な要因が絡んでいるので、自分自身を見つめ知り対応していくことが何よりも大切だと理解しました。
・治るためにも覚悟が必要。ある意味治してもらおうとするだけでは根本的には治らない。
・治療は氣の交流。患者さんに気付くきっかけを与えて、意識を高めてもらうことが重要。
・複雑系である人間の体を観るのに、方法論だけでは捉えきれない。東洋医学的な複眼的な見方をするためにも、単純な要素に分けて、大まかな区分、明確な設定で反応を捉えて、異常な場所・深さ・性質を分析する。
今まで学んできた事と、今回実際の治療を見学しお話をお伺いした事がリンクして腑に落ちることが多々ありました。
この度は貴重な機会を頂き、温かく受け入れて下さった皆様と、患者様にも改めてお礼申し上げます。
追伸
・印象深かったのが、ある患者さんの治療の時間が、ほぼほぼ車の話に終始していたこと。
側で聞いていてディープな話、そして盛り上がり。
この会話の交流が自分なりの考えでは、物質である肉体でない、なにか漠然とした表現になりますが魂を振動させることによる治療、氣の医学の本質なのかと感じました。
・挑戦して、悩み抜いて、また諦めず挑戦して。悩まなければ求めるものは得られないと改めて思いました。
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時間があいたので、わざわざ大阪から来てくれた方と車の話になって盛り上がってしまいました。
症状も改善してきていたので、そういう時は、無駄な話で盛り上がることもあります。
趣味というのは、無駄なものではなく、有益な場合もあることがわかります。
本人も喜んで帰っていきます。
私の治療の基本は楽しいこと、楽しむことです。
それができれば、症状は殆ど治っているのではないかと思います。
症状があると楽しめないですからね。
- Shyuichi Nakamura

- Oct 18, 2023
私の話を詳しく分析してくれる方もいます。
ありがたい話です。
冷静な目で見てくれる人がいるのといないのでは大きな違いがあります。
荒唐無稽なことをやっている訳ではないということは三回目で理解してもらえたようです。
観察、認知、分析、診断、治療の順番はオーソドックスなものです。
最後の治療の部分は、最終的なやり方になると思うのですが、観察から診断までができれば基本的には治療は一瞬で終わります。様々な方法があるので、時間をかけることが駄目だとは全然思っていませんが、時間は一つの大きなテーマです。
手技に時間をかけるのであれば、観察に時間をかけた方がより多くの情報を得ることができます。
複雑系である人間の身体は、この観察によって角度の違うものになります。
非線形を線形に近づける為には要素をできるだけ明確にする必要があります。
それを行っているだけです。
同じ刺激であって同じではない。
これが東洋医学の本質です。
東洋医学というか医学の本質です。
同じ薬でも違う効果があるのは、プラシーボを排除する二重盲検検査があることからもあきらかです。
それほど、存在は大きな影響です。
それが「場」となっているのですが、その「場」を排除する考え方と、「場」を排除しない考え方があるということです。
「場」を排除さえしなければ、普通になりたつ刺激法です。
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中村先生 濱井先生 先日のセミナーではおせわになりました。
感想というか、自分の理解したところを書いてみます。
まず、大前提として量子力学の理論より、エネルギーには意図が乗る。
よって、治療にあたって、患者さんの状態を一定の理論に基づいて分析して それを信じて治療にあたると(それがどんな屁理屈であろうとも) 患者さんの体に作用する、ということ。
上記のような前提をもとに、 ・まず診断にあたっては、様々な項目で観察。 「気・血・水」「虚・実」「寒・熱」といった状態 「上下/左右/表裏」といった場所 「エーテル・アストラル・コーザル・・・」といった場?
レイヤー?
等々 その際にOリングテストや自動運動の観察、軸の有無左右差観察などを使用
・そこからさまざまな理論にあてはめ状態を分析(診断)し治療ポイントを決める。
その際の理論は、経絡や難行や骨格やら様々。
・治療は鍼でも指でも意識を向けるだけでもよし。オルゴンリングなど特殊治療器具が登場したり、、、
治療部位も体に触れる以外にも、体から離れた「場」への操作だったりと これまた惑わされること多々あり。
以上のように分析しました。
こう書いてみると、中村先生のやっていることは パッと見荒唐無稽に見えるのですが、 観察→診断→治療 というオーソドックスなものなのではないか。
しかし、お話の内容が、観察の話なのか 治療理論の話なのか、治療方法なのか はたまた量子力学やら感情の話やらと多岐にわたるので 受講者側にはわかりにくいのではないかと思いました。
中村先生のお話を聞いて、まだ3回目で若輩者ですので 浅はかな理解かと思います。
失礼なことがありましたらご容赦ください。
また次のセミナーも参加したいと思っておりますので 引き続きよろしくお願いいたします。
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また、お待ちしております。
徐々に理解してもらえると思います。
- Shyuichi Nakamura

- Oct 17, 2023
世の中には治せない疾患もあります。
しかし、チャレンジはできます。
そして、それが本当かどうかは、あらゆる手段を尽くしてから判断すれば良いと思っています。
様々な方が来られるので、驚くような症状の人もいます。
しかし、本質は同じです。
時々、自分でもそれが信じられないこともありますが、必ず元は同じなのです。
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中村先生、今回も貴重で楽しい講義をありがとうございました。
他の方の感想と重複する部分も多いですが、あえて自分の言葉で感想を述べさせていただきます。
全体を通して驚きの連続でしたが、正直、最初の1時間が衝撃的で、興奮が収まりませんでした。
原始東洋医学のお話。9月の大阪での勉強会でもお聞きしていた内容でしたが、さらに進化しており、初めて本物の東洋医学に触れた気がしました。
「東洋医学は時間を超える、遡ることができる」 すなわち、患者さんの複雑化した症状をそのまま捉えて何とかしようということではなく、初めに陰陽、右か左かにもう一度立ち返り、そこから、氣水血、虚実、表裏、寒熱などの要素を選択していきながら、ニ進法によって積み上げていく、読み解いていくことによって、患者さんの状態を術者の感覚で診断、把握することができる。
中村先生も仰っておられた片付けの話で例えるなら、患者さんの現在の複雑な症状が部屋が散らかった状態で、それらのものがもともと部屋のどこに配置されていたのかを辿っていくのと同じ。
片付けの場所がわかればあとは片付けるだけ。
そして、それは意識を使えば一瞬でできるのだと知りました。
今日初めて、単純な方法論ではなく、これまで中村先生が何をされていたのか、その一端を垣間見た気がしました。
そして、これまでにご指導いただいてきたことが、直感的に繋がりました。
個人の主観ですが、西洋医学の時間は過去から未来に向かって流れます。もう少し早ければなんとかなった、残念ながら手遅れです、という言葉がそれを表しています。
そういう事例も確かにあり、ある意味それは真実だと思います。
私の妻は6年前に突発性難聴になり、今も左耳がほとんど聞こえません。
中村先生に一度診ていただいた後も自分なりに診断して施術していますが、なかなか効果が見えない状態が続いています。
今日の講義を聞いて、自分自身が東洋医学の本質をまったく理解していなかったことと、診断をする際の設定が曖昧で、そこから導かれた診断も曖昧だったことに気が付きました。
そして何より、西洋医学的な考えで、もう発症から6年も経過しているので、今からの回復は無理かもしれないと勝手に決めていましたが、東洋医学なら時間も戻せるかもしれんやん!
と思うと、ずっと興奮が抑えられませんでした。
東洋医学って凄い!!
どんな病名がついていたとしても、東洋医学の原点に戻って診断を積み重ねた時に、自分にも何か出来ることがある。何か変化が出たときに感動し、感情が動いて、また制御、認知、記憶、分析、感情とループが繋がっていく。
本当にそのことの繰り返しですね。 今回の勉強会の大きな感動を糧にして、そこからまた、新たなループに繋げていこうと思います。
御薗治療院の勉強会はいつも楽しく、笑顔で受講させていただいています。
楽しみながら高みを目指すことができる貴重な機会を本当にありがとうございます。 ------------------------------------------------------------



















