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手の親指の痛みと肺

東洋医学で言うところの肺経というのは手の母指を通っていると言われています。

確かに手の母指と肺経は無関係ではなさそうです。


しかし、なぜそうなるのかというのはあまり問題にされません。

身体の構造的な話を言うと、肺に何らかの問題が出ると胸は縮みます。

肩甲骨が挙上しながら外転する感じになり、上方回旋するような感じになります。


すると大胸筋が縮み、胸骨の中央部の緊張が強くなります。

胸骨の中央部を押さえると圧痛がでてきます。

肋骨で言えば第三肋骨あたりです。


肩関節は内旋気味になり、肘の屈筋側で外側は本来の位置より引っ張られることで緊張が起こります。

この経路は肺経が通る経路です。

ここで重要なのが腕関節が内旋気味になることです。


この状態によって手の母指と示指は片寄った力がかかります。

肺系統の問題がある人には、このような異常が起こりやすいのです。


母指のMP関節あたりから手をひろげようとすると緊張があるのがわかります。

その状態で手首を外旋しようとすると、前腕から上腕にかけて緊張が強くなるのがわかります。。


胸と肺、上肢、前腕、母指がつながっているという状態です。




このような状態は母指の痛みが続いたりします。

そしてその問題は肺系統の問題だといえます。


 
 
 

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