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動かないものが動く時


様々な刺激を受けても動かない。

緩まないことがあります。固まった状態で、全く動かせないというような感じです。

一般的には、更に強い刺激、長時間の刺激を行ってしまったりします。


単なる肩こりでも、そういうことがよくあります。固まった肩を動かすことができないのに、固まった関節や内臓を動かすことなんて不可能です。


今までと同じやり方では緩めることはできません。強い刺激がダメなら弱い刺激に変えてみる。


それは一つの大きな方法ですが、ただ弱いだけでは何の意味もありません。

何がどうなっているかよく分析して、それに対応するということが大事です。


動かないものがあるということは、何か動かせる方法があるはずです。


元々は動いていたはずですから動くはずです。もしそれができないなら、それは刺激の問題ではありません。刺激の大小でも質でもありません。


質を変えても動かない。刺激の強弱を変えても動きません。

そういう時、ただジッと観察していると動いてくる。

リズムが出てくると動いてくる。

リズムのある意識があると動いてくる時があります。

まるで術者と同調しているみたいです。


頭だけで考えると、リズムが出ません。リズムがないと動かないものは動かないままで終わってしまいます。


音楽で言えば、グルーブです。相手の身体とグルーブ感を作ることができると技術が下手でも感動します。

グルーブ感が変化をもたらす大きな一歩なのだとおもいます。

これができそうでできない。

心から楽しんでいないとできないのだと思います。




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