肩関節の続き
肩関節にある靱帯が炎症を起こして肩関節周囲炎をひきおこしている訳です。
上関節上腕靭帯、中関節上腕靭帯、下関節上腕靭帯、関節包靱帯、それに烏口上腕靱帯、横上腕靭帯あたりが緊張しているということです。
前側を中心につまる感じなので、肩関節を屈曲、内転気味にすると、つまった感じが起こります。
特に脇の下にある下関節上腕靭帯あたりは、手を前にあげた時に異常が起こります。
わずなか力でしか触れていないのは、触診をする時に力強く触ったら何もわからないからです。
触れるか触れないかぐらいの触り方でしかわかりません。
しかし、軽く触れたからわかる訳でもありません。
肩関節の触診は、肩だけでなく呼吸とも関係するので、喉や鼻腔にも影響してきます。
肩関節のような多軸関節は、東洋医学的な気水血という反応をみても、単独ではありません。層状になっていますので、水、水、血という異常反応でした。
一箇所の問題が解決しても、次の問題がでてくるということです。水の問題を解決したと思っても、更に水の問題がでて、その次に血の問題がでてくるというような症状になったりします。
単独ではないから慎重に調整しないとダメなのだとおもいます。
無理やり動かしたり、強い刺激をすると逆効果になることもあるということです。
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