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肩甲骨と肺

この前も少し書きましたが、肺経は、胸部から手の母指まで流れますが、その前に胃を通って横隔膜をつらぬいて肺に属すると書いてあります。

そして、その別枝が脇の下あたりの胆経と心経あたりから肺にも入っていく経路があるとされています。

そこからまた大腸までもどって、胸に出て次の大腸経に行くと書いてあります。


これが本当かどうかなんてどうでも良いのです。

しかし、胃や大腸と関係しあいながら、あがったりさがったりして肺に行っているということが重要です。


この前もあったのですが、肩がパンパン、首もパンパン、左の肩甲骨は回転できない。

右も僅かしか回転できない。

もちろん、大きく動かせば見かけ上は動きますが、小さく綺麗には動かせません。


この状態は、肩甲骨の動きの機能が落ちているので、当然ですが、肩や首、腕は緊張します。

腋窩から大胸筋、上腕二頭筋、上腕筋、上腕三頭筋長頭側に異常緊張があります。


そして第三肋骨と胸骨の継ぎ目も問題で第三胸椎の側面にも問題がありました。

そんな状態でしたが、胸の緊張もさることながら、左足の大腿内側、下腿内側から下腹部に入る経路があり、それは大腸のS状結腸あたりから胸部につながる経路がありました。