新しいことをはじめる
新しいことをはじめるというのは勇気のいることです。
そして、最初は、一見すると愚かなことのように見えたりします。
日本で最初の天気予報は、日本全国の天気予報だったそうです。
「明日は、概ね晴れですが、ところによっては風が強く吹き、雨になるところがあるでしょう」
というようなホントにいい加減な天気予報だったそうです。
今から考えたら滅茶苦茶な予報にも思えますし、精度は無視されています。
しかし、その当時、天気予報をした人が現在のような精度の天気予報ができると思ったでしょうか?
もちろん、そうなったらいいなぁ~
という思いはあったと思います。
大事なことは、概ねしかわからなくても、誰かがやりはじめるということです。
やりはじめてこそ、後に続く人がいる訳です。
最初は非難も一杯されるでしょう。
しかし、めげずにやり続けると、多くの人が関わるようになり、その精度も少しずつあがっていくということです。
もちろん、未だに天気予報は外れることも多いですが、昔より精度があがってきたのは事実です。
私の治療法も現在では全く理解されない方法です。
しかし、ここで種をまかないと、いつまでたっても同じことの繰り返しだと思っています。
鍼灸に新しい風を吹かせたい。
そう思って勉強会を行っています。
身体の不思議な作用を鍼灸師の目から見て、どう捉えるのか?
意識とはなにか?
身体とはなにか?
もっとも基本的なことに対しての疑問をぶつけ、その答えを追求する方法だと思います。
12月4日は、11月27日の伊勢に続き東京セミナーです。
しっかり、これを伝えていこうと思っています。
もう定員になっていますので、募集はしていませんが、その次につながる内容にしていこうと思っています。
今回は新しい方も多いので基本的な内容を主にしていきます。
ベテランも基本的な内容は考え方のヒントになります。
新しいことをはじめると失敗も多いですが、楽しみも増えます。
治療の倦怠期に入った方にはおすすめです。
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