手首の痛み
手首の痛みもよくあることです。
外に捻ると痛むというのもよくあります。
もちろん、その原因は手首だけではありません。いつも言うように誘因が複数存在します。
手首が腫れているということは、どこかで炎症を起こしているはずです。
鼻や咽耳は、腫れを起こす誘因の一つになります。
もちろん全ての人の誘因ではありませんが、ここには、問題が強く出ることが多くなります。
何らかの炎症の場合、ここが誘因になってロックをかけていることがあります。
鼻尖部を触れると、肘の内側の緊張が緩みます。
上腕二頭筋内側の緊張が弛み、肘の外側の緊張も緩みます。
関係があるのは明白です。それに対する刺激を行うと、手をかざした時と同様に緊張が緩みます。
しかし、それで終わりではありません。
手首の痛みであっても、肘の内側が腫れていることが多いのですが、ここの解剖を見てみると尺側と橈側の静脈が合流するところです。そして、リンパ管も尺側と橈側が合流するところです。
上腕二頭筋の腱膜もあります。
他の筋肉の腱も集まっています。
当然腫れやすいのは間違いなく、手首の外旋では大きな影響がでます。
あと面白いのが、橈骨と尺骨をつなぐ骨間筋膜です。
ここには皮膚張力が一定方向に発生し、動きを止めます。皮膚の緊張は関節の異常を起こすきっかけとなります。
これによって関節の動きをとめます。
皮膚はあまり関節の痛みで注目されないところですが、実は関節と皮膚は強い関係があります。
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