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意識と無意識


何を意識して何を意識しないか?


意識する材料がないと意識できません。

冷えについて意識してもらったところ、先入観ではなく心地よさを感じてもらったということです。


意識する材料は知識であり記憶です。

感じ取ったものを記憶する行為をエピソード記憶といいます。

意識の重要な役割はエピソード記憶を行うことです。


このエピソード記憶は感覚とつながっています。



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大阪支部政木です。

治療院で教えて頂いたことを実践することでずいぶんと自分の健康度は上がりました。

いつもの生活にちょっとした工夫をすることで、今まで感じてなかった意外な不調に気づけたのは、とても面白かったです。

そういった行為を通して自分の「意識」と「無意識」に気づいてもこれました。

「体の情報で認識できているのはごく一部だけ」

「体には感じに行かないと感じれない情報がある」

初期の頃は、とにかく自分自身に意識的になるように、と教わりました。

今ではその理由がよくわかりますが、人を見るのには、自分自身のことも感じていかないといけないのか!

と思ったのを覚えています。

体の情報は、全部意識はできません。

殆どは自動的に制御されており、無意識の中で行われるようになっています。

もちろん意識すればある程度の情報は拾えますが、通常意識は身体の外に向いてしまっています。

そのため、どうしても自分の体のことを勘違いしてしまうのですが、その勘違いを知るために不調、不快感、病気があるのだと思います。

学生の夏休み。御薗治療院で夏の代表的な勘違いに体の「冷え」があると教わりました。

こんな暑い時期に冷えている? と、とにかく驚きましたが、

言われた通り、ズボン下!を履き、温かいもので水分補給をしてみました。


最初は先入観で不快に感じましたが、よくよく冷静になると、体は心地よさを感じているのに気づいていったのを覚えています。


自分自身の主観、意識による勘違いに気づく瞬間でした。

体と自分の乖離に気づけた大きな一歩でした。

「暑さ」「寒さ」というのは何もしなくても感じますが、「冷え」は意識しないと分かりにくい感覚だと思います。

意識はクローズアップするということではないかと思います。

何を意識するかによって、拾う情報が変化するということだと思います。

今自分は何の情報を拾っているか。

自分自身を観察する。

これは治療の間、とても大切な意識です。

現在の治療に通じる、とても大事な体験をさせてもらったのを思い出します。




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