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指には何度も書いているように、関節の動きに法則性があります。

短軸関節でもよく観察すると動きに遊びのような働きがあるのを確認することができます。


力を入れた時に遊びがあります。力を抜いた時には、遊びは発生しません。

指先の屈曲時には、一定方向に遊びがあり、その遊びが逆向きに起こっていると異常な動きが起こります。


指の症状のある人は、遊びが逆向きになっています。そして、隣り合う関節は逆向きの遊びが起こっています。


また、DIP関節の遊びが強くなると、PIP関節がその遊びを吸収し、PIP関節の遊びが過剰になるということが起こります。

ほんとに不思議な関係が関節にはあるなぁ~と思います。


隣り合う関節には逆向きの遊びが起こるということから、その遊びは指先から手根骨、手根骨から腕関節、腕関節から肘関節へとつながっていきます。


身体を観察すればするほど、本当に面白い現象が起こっているのがわかります。




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