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膝抜き2

膝を抜いて前に倒れるという方法は、確かに身体を素早く動かすには効果的です。ただ、微妙な調整ができないと実際に使うのが難しい動きとも言えます。


スポーツで膝抜きを使う場合、こっちの方向に向かうとわかっていて膝抜きをするなら効果的かもわかりませんが、格闘技のように、今、膝抜きの必要性があるかないかの判断をしながらの膝抜きはかなり難しいと思います。

日々、そういう訓練をしていて、身についていないと、頭で考えていては遅すぎ使い物になりません。また膝抜きを行う場合、スピードの調整が難しいと書きましたが、倒れた身体であっても常に元に戻せる状態になっていないと逆に不自然な動きになってしまいます。だから膝抜きは効果的ではありますが、膝抜きと同時に、それをコントロールすることも必要不可欠だと考えた方が実践的だと言えます。


通常の歩行でも膝抜きのような特殊な歩行でも、物理的には必ずどこかで捻れを吸収しなければならないということです。

物理的に捻らないで前に出ることは構造上不可能です。


早く動くとそれに気づけませんが、できるだけゆっくり体重移動をしないで足を前に出してみるということを理解し、小さく、初動を感じて、どの使い方が適しているかを研究することで身体の使い方が上手くなります。体重移動は基本中の基本だということです。


ゆっくり体重移動をし足を少しあげれば、必要な使い方が全てわかります。そうでないと転倒してしまうからです。

転倒しないようにするだけでも、かなりの技術が必要だと言うことです。


身体に何らかのトラブルを抱えている人は体重移動をする時に、かなり癖があることに気づきます。左右を比べればあきらかです。


歩くって難しいです。





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