線を書く

昨日の円を描くという方法はやってみると自分の癖が見えてきます。

人間の身体は左右非対称です。しかし、その揺れを押さえ、対称に近づけることはできます。


コマは勢いよく回っている時は、あまり軸がぶれません。しかし、真っ直ぐ回っている訳ではなく僅かに揺れながら回っています。実は揺れながら回っているということが大事です。癖をなくそうとするのと、癖を少なくしようとするのは大きな違いがあります。


なぜ同じにしなければならないのか?

なぜ同じではいけないのか?


長年、習字をしている方が精神的に不具合を起こして来院されました。精神的に問題が出る前から、真っ直ぐの線が微妙にうまく描けないと思っていたそうです。

来院して、様々なことを話ししたり、調整したりし、徐々に精神的に良い方向になってきたのですが、なんと満足する真っ直ぐの線が描けたと言って喜んでおられました。


でも、問題は綺麗な線を描くことではないのです。

できるできないはどうでも良いのだと思います。

大事なことは、それに気づいていたということだと思います。


きっと気づいていたから出来るようになったのだろうと思います。そして精神的に何かを乗り越えた結果、身体も思い通りに動いたということだろうと思います。

真っ直ぐ書かなければならないと思っているうちは描けない。

しかし、何かが吹っ切れた時、自然にできるようになっている。

だから、ただただ一生懸命書こうとしても書けない。


様々なことを経て書けるようになったのだと思います。それはきっと習字とは無関係な何かなのではないかと思います。










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