思うだけ
運動で究極に頑張らない方法は「思う」だけです。
思うだけなら頑張る必要はないし、思うだけならどんなことだってできるはずです。
しかし、よく考えると、本当にどんなことでもできるのでしょうか?
思いだけで良いので空を飛んでみて下さい。もちろん飛行機に乗っているイメージではありません。
実際に自分の身体が空を飛ぶイメージをしてみるのです。
これがなかなかできません。
そう思うと人って経験や記憶に支配されていると思います。
経験したり見たことがあることは想像できますが、見たこともなく、経験もしていないことは思うことすらできません。
宇宙の果てをイメージしてと言われても絶対にできませんよね。誰も見たことないのですから想像のしようがありません。
思うことは記憶に支配されている事はわかりましたが、経験している事なら思うことは簡単なはずです。
しかし、これがなかなかの曲者で、経験したことも思うことさえできないことがあるのです。
足をあげる。
健常者なら誰でもできるはずですが、ゆっくりあげると思ったように動きません。
あれ?
ってなるのです。
これはどんな動きをするか意味もわかっているはずで、毎日経験している行為ですが、ちょっと動き方を変えただけで意外にできなかったりするのです。
腰が痛いと言っている人にゆっくり足を床から1㎝浮かしてください。
と言っても、10㎝ぐらい挙げたりします。
日本語が通じていないのかな?
と思う程、何度説明してもできない人もいます。
これは、行ったことのない宇宙の果てをイメージするのと同じぐらい困難なことになっているみたいです。
そう思うと思うことって何?
って思ってしまいます。
Comentarios