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多対多4

中医学では、問診を重要に考えますが、問診は、患者さんが正しく答えているという前提が必要です。

しかし、問診に対して患者さんが正確に答えているかどうかは大きな疑問です。

自分のことを、よく観察していなくて、誤解している場合もあります。


それも仕方のないことです。

なぜなら、他の人の症状を知らないからです。


自分では普通だと思っていることも、他の人と比較してはじめて、違いを理解することができる訳です。

医療者側は、沢山の人を見ていますから、比較は容易ですが、患者さん側は比較できないので異常であっても普通だと思いこんでいる場合もあります。そのあたりも考慮しないと100%は信じられません。


問診も大事ですが、身体を観察して、その結果を特定することが大事になってきます。


そこで多対多の関係性を使う必要があります。

例えば、問診はしないで、左背中の緊張がある人がいたとします。

昨日の投稿でもわかるように、左背中の緊張は、胃腸障害と膝の痛みとつながりがあった訳です。


胃腸障害はないか?

膝の調子はどうか?

足首の緊張はどうかというような問診をしていくことができる訳です。

一対多の観察から導き出された多対多の関係を逆に辿っていく訳です。


そこで膝の痛みはないと言われたとします。

再度、膝の動きをよく観察していきます。

すると膝の動きが片寄った動きをしていたとします。


将来、膝の痛みが起こる可能性を示唆することもできる訳です。

あくまでも予測でしかありませんから確定できる訳ではありません。

それでも身体をよく観察することで、その真偽を見つけ出していくことができる可能があります。


これが多対多の関係から、一を確定していく方法になります。

これを行うには、多くの観察方法を知っている必要があります。

同じものに見えて見方を変えると違いがある場合もあるからです。


だからこそ、筋力検査だけでなく、触診や無負荷筋力検査、皮膚張力検査、引張検査、タッピング法を駆使して診断していく訳です。一つの結果で確定しないようにすることが大事です。

また、それぞれの検査法に意識を加え意識の変化による身体の反射の違いを観察できるようにしていきます。


多対多の関係で結びついたものをひとまとめにして抜け落ちさせることを目標にしていけば結果が必ずでてきます。

データベースの考え方が治療に役立つのですから、何でも興味をもってやってみるということが必要ですね。


そうすると遊びも仕事に活かすことができるようになってきます。

プログラミングの考え方は、とても役立ちます。






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