頑張らない
頑張らないと言うと無理をしないとか努力しないことだと勘違いしている人がいると思います。
確かに無理をしなければ頑張らないと言うことになります。
しかし、無理をしていないだけで頑張らないという訳ではありません。
私達の脳の機能を詳細に見ると、実は常に動こうとしています。
だから動物なのですが、それを止める働きがあります。
止める働きがあるからスムーズな動きができるのです。
つまりアクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものなのです。
これが制御という機能です。
それでは働こうとしている脳を止めることは頑張っていないのか?
頑張らないというのは、動いた方が良い時に、働かないというのも頑張っているということになるのだと思います。
開放すれば、自然に身体は動きます。
きっと楽しい時に自然にダンスするのは、身体を開放させているからです。これは頑張っているのではありません。
脳を開放させる為の自然な行為なんじゃないかと思います。
この時にダンスしないのは頑張って衝動を止めているのです。
神様に捧げる踊りがありますが、なぜ世界各地にあるのか?
きっとそれは、人間の自然な行為だからじゃないかと思います。
ダンスするのが開放なら、頑張っているはずがありません。
しかし、ダンスしている人を見て、ダンスしていない人は、頑張って手足を動かしていると思うのではないでしょうか?
つまり、一般的な基準の頑張るというのは、何かをなしとげようとしている人に、何もしていない人が思うことだとも言えなくもないのです。
しかし、やっている本人は衝動に正直なだけで、頑張っている訳ではないと言うことです。
続く
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