top of page

自律神経?

自律神経系は、脳の機能と言われています。

自律神経を整えるとよく言われますが、自律神経とは何かを考え、その作用からどうすれば自律神経に作用するのかを考えてみました。


自律神経は、脳の視床下部、延髄、脊髄が大きく関係します。

体温を調整したり、呼吸を整えたり、心拍等とも関係しますが、これらは無意識です。

しかし、呼吸は意識的に行うことができます。それと体温調整も服を脱いだり着たりすることでも調整できます。

消化能力も食事でコントロールすることができるかもわかりません。

そう考えると無意識だと思っていたものも、これらを工夫することで変えられるのではないかという仮説がたてられます。

  1. 心臓:自律神経系は心臓の拍動を調節します。交感神経が活性化すると心拍数が増加し、副交感神経が活性化すると心拍数が減少します。

  2. 消化器系:自律神経系は消化器官の動きを制御し、食物の消化と吸収を助けます。また、副交感神経が活性化すると唾液や消化酵素の分泌が増えます。

  3. 呼吸器系:自律神経系は呼吸を調節します。交感神経が活性化すると呼吸速度が増え、副交感神経が活性化すると呼吸速度が減少します。

  4. 内分泌系:自律神経系はホルモンの分泌を調節します。例えば、視床下部は各種ホルモンの分泌を調節する視床下部-下垂体系を通じて、体全体のホルモンバランスを維持します。

  5. 免疫系:近年の研究では、自律神経系が免疫反応にも関与していることが示されています。

  6. 皮膚:自律神経系は皮膚の血流量を調節したり、汗腺からの汗の分泌を制御したりします。


自律神経の問題を抱えている女性の方に多いのが、あきらかに足を冷やしている方です。

足を温めるだけで体温調整ができる訳ですから自律神経の問題なら冷えに注意することで自律神経に良い影響が出るのではないかと思います。


皮膚も刺激すると自律神経を操作できるはずです。

強く刺激するのではなく弱く刺激することで、自律神経が整えられる可能性があります。

それと呼吸は直接影響する可能性があります。


これらは無意識に行っている自律神経の窓口になっているとも考えられます。

呼吸を整えれば精神的にも落ち着きます。

呼吸の仕方ではなく、呼吸に意識を向けることです。


呼吸に意識を向ければ、無意識に意識が近づきます。

あきらかにこれらは自律神経に影響を与えるはずです。


西洋医学は様々なヒントをくれますが、単なるヒントです。

それをどう解釈するかは術者次第です。

そんな術者が育たなければ意味がありません。



Comments


Featured Posts
Recent Posts
Archive
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square