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腰痛は本当に腰が悪いのか2


腰を痛めた人であっても、腰に反応がない。

圧痛がないというような人は意外に多いという話をしましたが、これは事実で、特に慢性腰痛の場合は、あまり腰に緊張はありません。


しかし、上半身に。むちゃくちゃな緊張があり。特に上腕二頭筋の屈筋郡には問題が多いことがあります。あと大胸筋などの胸や肋間筋のような肋骨と肋骨をつなぐ筋肉であり胸の呼吸筋郡は、高確率で緊張しているのがわかります。

また、肩甲骨の下部や上部にも分散するように緊張があり、肩甲骨は外転挙上していることが多いです。

つまり内転下制ができない。


それにともなって、頚椎下部や前頚部の緊張もよく認められます。

上肢は、前腕部も手の先も問題があって、手がうまく使えていないということがよく分かります。


また、呼吸筋が弱って胸を回旋することができないので、背中の緊張が起こって首も緊張しています。明らかに腰よりも手や首肩の緊張の方が高いという状態になります。


上実下虚の状態であって、狙うはこの上半身の緊張です。

しかし、この上半身の緊張は、複雑に絡み合っている為に一筋縄ではいきません。第一に考えるのは、呼吸筋を緩めることです。

第三、第四肋間あたりの圧痛が起こっていますので、この緊張を緩めることが重要だとわかります。




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