脈診の複雑さ
複雑なものを捉える為には、簡単なことを積み上げなければなりません。
簡単なことがわかってこそ、複雑なことをわかる基礎が積み上がるのだと思います。
しかし、基礎ばかりだと面白くないのか文句を言う人もいます。
基礎ができてないのに複雑なものを教えろと言われても準備ができていないと逆効果です。
基礎をやれば応用が効きます。
徹底的に基礎を身体に覚え込ませる。
それを積み上げてこそ複雑なことがわかります。
どんなことでも普通のことです。
見る側によって答えが違うというのは、一般的な考えではありませんが、感覚の世界では当たり前の話です。
見方を常に変えることができないと絶対にわかりません。今回はあえて、複雑なことを話してみました。
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今日も貴重なお話ありがとうございました。
鍼灸師になって脈診は、すごいなぁと思いつつも解るまで時間がかかることが想像できた為、学ぶことを避けてきました。
中村先生の設定が大切だということも理解していたつもりでしたが、今日の講演を聴いてまずは寸関尺から部位と病因を探り出し自分が少し積み上げた体験をかさねみようと思いました。
先生が見立てた肺経と参加した先生がみた気の流れが僕の身体で違って感じられた体験も非常に面白い体験になりました。
やはり明確に捉えるためには、自分のありように注意して日々観察し積み上げていくのが遠いようで近道なんだろうと痛感しました。
僕の中では、まだ神智学はまだまだ先かもしれませんが、気を捉えるためには、重要なことが痛い程わかりました。
また明日から素直に取り組んでみようと思います。 今日もありがとうございました。
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