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股関節の障害は?3


それなら上部頸椎あたりに刺激をすれば、この痛みはなくなるんじゃないかと考えられる訳です。


網様体脊髄路には、橋網様体脊髄路と延髄網様体脊髄路というのがあって、これらは役割が若干違います。

橋網様体脊髄路は、手をあげた時に腰や背中の伸筋側を働かせてバランスをとり、延髄網様体脊髄路は、手をあげる時に使われる筋肉とは反対の筋肉を緩めることでバランスをとっているのです。


これって医学の基本だと思うのですが、なぜ、股関節の問題がなければ腰しか考えられないと言うのでしょうか?


本当に不思議な気がしますが、そんなことを言われた人は多いのではないかと思います。

網様体脊髄路の通り道である延髄、橋を刺激すると一瞬のうちに、歩行時の痛みが変化していきました。


歩くのが軽い~

と言って帰っていきました。


これだけの説明を聞けば、首の上にある神経のところを刺激して痛みが消失する意味がわかってもらえると思います。


一瞬の出来事なので、本人は ”吃驚!” していましたが、原因がわかっているので普通のことです。

それで痛みが完全にとれなくても何らかの変化は起こるはずです。


魔法でもなんでもなく、普通に起こる話なので特殊技術でも何でもありません。


こういうことを調整してあげる方がよっぽど持続的に楽になれるはずです。





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