感想を頂きました
いつも応援してくださっているので、えこひいきが入っていると思いますが・・・(笑)
本当にありがたい感想です。
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2022年5月以来の東京勉強会はいつもとは違う雰囲気で始まった。
それは初参加の方が多いことが、ある種の緊張感を作っているようである。
人数も以前の倍である。
その緊張感はしばらく続くがどんな勉強会になるのか未知の期待と不安から来るのかもしれない。
早速、解剖学的肢位を取る実技に入ると、参加者の意識が動き始めたようである。
なぜ解剖学的肢位を取るのか。
どのように取るのか。
そこにどんな意味があるのか。
まず解剖学的肢位は人としての基本姿勢であるから、人体として自然な状態であれば無理なく取ることが出来るはずである。
ところが普段、身体の片寄った使い方をしていると、とても無理をして取ることになる。
参加者の中でも本来は自然な無理のない状態であるはずが、それが非常に辛いと言う風に感じている先生がいらした。
そして中村先生の勉強会で必ず出てくる「意識」の使い方がポイントであるが、それは治療の根幹と言ってもいいだろう。
自身の体の感じ方は意識の伝達の成否を決める。
立位でつま先を真っ直ぐ正面に向けるという意識は、真っ直ぐを真っ直ぐと感じることが意識と実際を合わせることになり、言い換えると自分自身で送った情報を正確に捉えることが大切だ。
ところが、真っ直ぐにしているつもりが真っ直ぐでない。
数センチずれている、
あるいは5センチ以上ずれていることもある。
これは何も真っ直ぐにすることが正しいと言っているわけではない。
真っ直ぐを真っ直ぐと認識して、その正確な情報を体に伝えることを目的としているのである。
そこを誤解してはいけない。
真っ直ぐは真っ直ぐと言うピンポイントにわかりやすい指標である。
これは足に限らず体の全ての部位に言えることである。
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真っ直ぐは、この世の中に一つしかありません。
真っ直ぐを工夫すると、その人の状態が見えてきます。
実は、これも筋力検査です。
触診と筋力検査を別物と考えない。
これを何度も言っているのですが、やり方が違うので別物と考えてしまう。
いかに人間は、一度覚えたものを一生持ちつづけるのかがわかります。
その本質を考えれば全く同じなのに違うと思ってしまうのです。
人って面白いです。
長い文章なので、何度かにわけてみたいと思います。
ブログ書くのを助けてくれてます。(笑)
当日の富士山が今回の内容を象徴していたかもしれません。
となりに座っていた人も綺麗~って言って写真とってました。
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